「ホンダ・ホーネット250」販売・買取相場、生産終了後も下落なし!

   

ホンダ・HORNET(ホーネット)は、生産終了後も根強い人気が続いている250ccクラスのオートバイです。

WS002201520出典:http://blogs.yahoo.co.jp/h_k1020

※ホーネットシリーズには600ccや900ccのモデルが存在するため、正式名称は「ホーネット」ですが、混同を避ける為に「ホーネット250」と呼ばれることが多々あります。

1996年の発売から、2007年の12月に生産終了が発表されるまで、ホンダの250ccクラスのハイパワーな水冷4気筒クラスの頂点に立つモデルとして多くの台数が生産・販売されました。

250ccクラスの自主規制値である40psのハイパワーエンジンに、極太のリアタイヤを装着した豪華装備により「走りのネイキッド」としても人気のモデルです。

 

ホーネット250の特徴

エンジンはホンダ製の250cc4気筒が旧来から採用していた「カムギアトレーン機構」というものを採用しています。

エンジン上のカムシャフトを動かすチェーン駆動の代わりとして、ギア駆動にてカムシャフトを駆動しているため、独特のエンジン音が特徴となっています。

また、レッドゾーンが16000rpm~18000rpmの高回転仕様のエンジン設計がなされており、気持ちの良いエンジンフィーリングが楽しめるのも人気の秘訣と言えるでしょう。

出典:https://www.youtube.com

リアホイールに装着されるリッターバイクサイズの極太タイヤ(185/55ZR17)もホーネットの特徴と言えるでしょう。コーナリング性能は勿論のこと、その迫力あるリアビューに惹かれてホーネットを選ぶオーナーの方も少なくありません。

横に大きく張り出した燃料タンクや、リアシート付近に存在するアップタイプのマフラーも車両のデザインを引き立てています。

 

ホーネット250、年式による違い

ホーネットは1996年から10年を超えて販売されていましたが、大きな変更点はありません。

主に前期型・後期型と区分できます。

※前期型においても、途中からエンジンカラーの変更やメットホルダーがシート内部からステップ位置へ変更等、小さな変更が行われています。

後期型(1999年12月~)では、メーターパネルがカーボン調カラーとなり、燃料計が追加されました。各警告灯のレイアウトも変更されているので、この点で後期型と判断することが可能です。

以下は後期型メーターの画像です。メーターパネルがカーボン調のチェック柄が確認できます。
回転計に組み込まれた燃料計も特徴的な位置となっています。
WS002201519出典:https://plaza.rakuten.co.jp

2003年3月~からは、シート高を従来までの760mmから745mmへ変更する変更が行われています。身長の問題などで、足つき性に安心感を求める方はこれ以降のモデルがお勧めと言えるでしょう。同時にタンクロゴもホンダウイングマークへ変更となりました。

2005年9月にはホーネットDX(デラックス)を発表。
WS002201517出典:http://tks1991fdl.blog82.fc2.com

ツートンカラーが特徴で、中古車市場でも状態の良い玉は好評となっています。同時に、全車マルチリフレクターライトの採用によるヘッドライト光量の増加(視認性向上)や、メーターイルミネーションがブルーになる等の変更もおこなわれました。外観上の変更は、フロントフォーク下部(ボトムケース)が黒色に変更されています。

 

ホーネット250のオークション・販売相場の変化

WS002201521出典:http://blogs.yahoo.co.jp/hornet250us

2009年から2015年までの6年間で、大きな相場の下落がありません。
むしろ、少々上昇している傾向があるくらいです。

年式の経過と共に中古車の価格は下落するのが一般的な傾向ですが、ホーネットは250cc4気筒のラストモデルとなったこともあり、一定の相場を保ち続けています

 

業者オークションの平均落札価格も、約20万~25万円程度の間に収まっており、バイクショップの販売額もさほど変化が見られませんが新車販売が終了してしまっているので球数は常に減少し続けています

年式による価格の違いにイレギュラーは殆ど存在しない為、最終型が一番高価となっています。
業者オークションで落札価格が40万円を超える車両が見られますが、殆どが最終型です。

 

ショップ販売による車両本体価格の平均相場は2016年現在では38万円前後で推移しています。

状態が良い最終型の個体が平均値を押し上げていますが、初期型付近の車両では車両本体価格20万円~25万円から存在し、乗り出し価格30万円程度という車両も珍しくありません。

比較的エンジンも上部な車両で、人気がある為店頭の在庫は高価でもすぐに無くなってしまいます。

 

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ホーネット250の買取相場に関して

低走行かつ高年式の車両に関しては40万円~45万円等の超高価買取が行われています。最終型といっても既に9年ほど経過していますが、中古車市場での人気は衰えていません。

後期型の買取相場は20万円を超える買取が多い結果となっています。前期型でも15万円~20万円で買取される車両も多く、買取によるリセールバリューは数多くある中古車の中でも高い数値で推移していると言えるでしょう。

 

ホーネット250購入・買取のアドバイス

250ccでハイパワー&高回転のサウンドを楽しみたい方にホーネット250はお勧めです。足つき性もよく、リッターバイク並の極太タイヤにより安定感もあります。

エンジンも頑丈ですが、販売価格が安すぎる車両に関しては、異音などに注意が必要です。頑丈なホーネットのエンジンで異音が発生していた場合は、よほどの事態と考えられます。

リセールバリューに関しても、買取相場が高値で推移していくことが予想されます。

しかし、新規で直列4気筒の250ccバイクが安価で登場した場合は、現在の相場が崩れるかもしれませんので過度な期待は禁物です。

足つき性を気にされる方には、2003年以降のシート高が低くなっているモデルをお勧めします。1.5cmの違いは意外にも大きいものです。


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