【2018年最新】ブラジルにおけるバイク事情

      2018/11/27

 
 
 
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ブラジルのバイク統計データ(保有台数など)

面積 8,511,965㎢
人口(20179300年統計) 209,300,000人
バイク保有台数(2014年統計)
G1 globo調べ
13,120,000台
年間新車販売台数(2014年統計)
※ブラジル日本商工会議所「自動車部会」調べ
1,430,000台
二輪年間生産台数(2014年統計)
※ブラジル日本商工会議所「自動車部会」調べ
1,520,000台

ブラジルの面積や人口

ブラジルの人口は世界第5位で、面積も世界5位です。

日本の約22倍の国土面積の中に、日本の1.63倍の人が住んでいることになります。

 

ブラジルのバイク保有台数

ブラジルのバイク保有台数は、日本より(1,121万台)200万台ほど多くなっています。

 

ブラジルの二輪年間新車販売台数

ブラジルの新車販売台数は、日本(35.7万台)の4倍です。

ブラジルでは二輪の人気が高いことがわかります。

 

ブラジルの二輪年間生産台数

二輪車生産台数では、日本(59.7万台)よりも2.5倍ほど多くなっています。

 

ブラジルを代表するバイクメーカー

ブラジルを代表するバイクメーカーには、

・アグラレ 

・DAFRA

などがあります。

 

ブラジルの人気車はこれ!

ランク

車種

年間販売台数

1

ホンダ・CG160

229,347台

2

ホンダ・ビズ

109,830台

3

ホンダ・ポップ110i

77,027台

4

ホンダ・GC125

30,237台

5

ホンダ・PCX150

28,049台

6

ヤマハ・YBR150

23,890台

7

ホンダ・XRE300

22,764台

8

ホンダ・CBツイスター250

22,665台

9

ヤマハ・クロース150

15,694台

10

ホンダ・XRE190

14,295台

※2017年統計:G1 globo調べ

ホンダ・CG160

画像出典:G1 globo

ブラジルにおけるホンダの人気は圧倒的で、TOP10をほぼ独占状態という結果になりました。メーカーのシェアにおいてもホンダが断トツ、2位以下はヤマハと中国メーカーのシャンレイが続きます。

 

ブラジルにおけるメーカーシェア

ランク

メーカー

総販売台数

1

ホンダ

666,146台

2

ヤマハ

115,225台

3

シャイネイ(Shineray)

14,676台

4

スズキ

6,963台

5

BMW

6,626台

6

ダフラ

6,305台

7

ハーレー・ダビッドソン

5,264台

8

Traxx

5,021台

9

カワサキ

4,459台

10

トライアンフ

3,919台

※2017年統計:G1 globo調べ

 

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ブラジルのバイクや道路の特徴

ブラジルのバイクや道路の事情について、ご紹介していきたいと思います。

 

ブラジルの特徴①:国内の販売・生産ともに減少傾向

販売台数は2011年の205万台をピークに、2014年には143万台まで落ち込みました

販売台数の低下に伴って生産台数も減少していて、2008~2011年をピーク(2008年:213万台、2011年:214万台)に、2014年には152万台にとどまっています。

ただし、中古車全体を含めた二輪需要自体は増加傾向にあります。

 

ブラジルの特徴②:近年では中古車需要が高まっている

二輪の人気が根強いブラジルですが、2012年頃を境に中古車需要が高まっています。

2011年頃までは新車・中古車の割合がほぼ半分であったのに対して、2012年以降は中古車の割合が拡大しています。2014年には、中古車販売台数(280.6万台)が新車販売台数(143万台)のおよそ2倍に達しました。

つまり、中古車の販売増加によって二輪販売台数全体も増加しているということになります。

 

ローンで購入する人が減ってきている

中古車の販売台数が増えている大きな要因は、与信審査の厳格化によってローンで購入する人が減り、現金でも購入しやすい中古車を求める人が増えたからと分析されています。また、経済環境や雇用不安などの要因も関係しているものと見られています。

今後も、中古車需要の拡大は続いていくことが予想されています。

 

ブラジルの特徴③:「コンソルシオ」という独特の支払い方法

コンソルシオとは、60人一組で毎月一定金額を積み立てておいて、毎月抽選をして当たった加入者が二輪車の購入代金のファイナンスを受けられるという仕組みです。日本の山梨県の習慣で「無尽」というものがコンソルシオに類似していて、日系ブラジル移民が持ち込んだのではないかといわれています。

コンソルシオは、ローンや現金払いと並ぶほどポピュラーで、シェアは最も多い35%です。

 

コンソルシオが支持されている理由

コンソルシオが支持されている理由としては、金利の高さがあります。

ブラジルの銀行の金利は世界一高いといわれており、利子がなく頭金もいらないコンソルシオは人気があります。すぐにバイクが欲しいわけではないが、何年か先に乗り換えたいという人にはコンソルシオが向いているのです。

 

ブラジルの特徴④:耐久性の高いバイクが人気

ブラジル人はヨーロッパ人並みのヘビーユースであり、ヨーロッパよりも凹凸の激しい石畳が多いためです。スーパーカブに代表されるように、ホンダは丈夫なバイクを開発しているため、ブラジルの消費者から高い評価を得ているものと思われます。

ブラジルの険しい道を激しく乗り回すためには、丈夫なホンダのバイクが適しているのでしょう。

 

世界のバイク事情

国名 人口 バイク普及率 バイク所有台数
(百万台)
バイク販売台数
(百万台)
中国(電動+ガソリン) 13.9億 20% 282.4 48.0
インド 13.1億 12% 155.0 20.2
アメリカ 3.3億 3% 8.7 0.5
インドネシア 2.6億 29% 76.4 5.6
ブラジル 2.1億 6% 13.1 1.4
パキスタン 2.1億 5% 10.8 1.6
ナイジェリア 1.9億 - - 1.4
ロシア 1.5億 1% 2.0 0.1
メキシコ 1.3億 2% 3.0 0.7
日本 1.3億 9% 11.2 0.4
フィリピン 1億 5% 5.3 1.3
ドイツ 0.8億 7% 6.1 0.1
タイ 0.7億 30% 20.5 1.8
フランス 0.6億 5% 3.0 0.3
イタリア 0.6億 14% 8.5 0.2
スペイン 0.5億 11% 5.0 0.2
台湾 0.2億 58% 13.7 0.9

 

中国のガソリンバイク・電動バイク内訳

中国(ガソリン) 13.9億 6% 82.4 8.0
中国(電動) 13.9億 14% 200.0 40.0

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