【2018年最新】ロシアにおけるバイク事情
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ロシアのバイク統計データ(保有台数など)
面積 | 17,075,200㎢ |
人口(2017年統計) | 146,804,400人 |
バイク保有台数(2017年統計) ※autostat.ru調べ |
2,000,000台 |
年間新車販売台数(2017年統計) ※autostat.ru調べ |
73,700台 |
二輪車年間生産台数 | - |
ロシアの面積や人口
ロシアの面積は日本の約45倍、人口は1.15倍です。
順位としては、面積が世界第1位で、人口は第9位となっています。
ロシアのバイク保有台数
ロシアのバイク保有台数は、日本の1,121万台と比較すると5分の1程度です。
寒い地域が多いためか、保有率は低いことがわかります。
ロシアの二輪年間新車販売台数
ロシアの新車販売台数は、日本の35.7万台と比べて5分の1程度です。
ロシアを代表するバイクメーカー
ロシアを代表するバイクメーカーには、IMZなどがあります。
ロシアの人気車はこれ!
ランク |
車種 |
販売台数 |
1 |
BMW・R1200GS |
304 |
2 |
RACER・RC250 |
293 |
3 |
BMW・S1000RR |
242 |
4 |
RACER・RC110 |
212 |
5 |
KTM・DUKE |
187 |
6 |
BMW・R1200R |
147 |
7 |
ホンダ・CRF |
140 |
8 |
STELS・DESNA |
136 |
9 |
KTM・アドベンチャー |
125 |
10 |
BMW・K1600GTL |
115 |
※autostat.ru調べ(2017年9ヶ月間の統計)
BMW・R1200GS
画像出典:BMW Motorrad JAPAN
ロシアでは、BMWの人気が圧倒的ということがわかります。
BMWは4台もランクインされていますが、続いては中国メーカーのRACERやオーストリアのKTMなどが入っています。日系メーカーは、ホンダのCRFのみとなっています。
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ロシアのバイクや道路の特徴
ロシアのバイクや道路の事情について、ご紹介していきたいと思います。
ロシアの特徴①:二輪車販売台数は3年連続で減少している
ロシアのオートバイ新車販売台数は、3年連続で減少しています。
主な要因は2015年から四輪の価格が高騰していることがあり、日本同様に趣味として所有するバイクまで手が回らないものと推測されます。しかし、中古車では連続で増加しているため、新車より中古車を選ぶユーザーが増えているというのが実情のようです。
しかし、2018年の上半期では新型モデルの発売などによって、新車販売台数は3年ぶりに増加しています。
ロシアの特徴②:日系メーカーではカワサキが最も高いシェアをほこる
日系メーカーとしては、カワサキが最も高いシェアをほこっています。
ただし、2018年の最新情報ではハーレーが2位、ホンダが4位に上昇してカワサキが5位まで順位を落としていることから、ホンダとカワサキは同じぐらいの人気であることがわかります。
ランク |
メーカー名 |
販売台数 |
1 |
BMW |
1,422台 |
2 |
RACER |
796台 |
3 |
カワサキ |
636台 |
4 |
ハーレー・ダビッドソン |
604台 |
5 |
ホンダ |
475台 |
6 |
ヤマハ |
403台 |
7 |
KTM |
387台 |
8 |
STELS |
247台 |
9 |
DUCATI |
245台 |
10 |
MOTOLAND |
157台 |
※autostat.ru調べ(2017年9ヶ月間の統計)
近年では安価な中国メーカーのRACEも頭角を現していて、2018年上半期の統計でも3位に下落したものの前年比では12.8%と着実に成長を遂げています。
ロシアの二輪車市場は非常に流動的なので、今後も変化していくことが予測されます。
ロシアの特徴③:広い国土だから大排気量のバイクが人気
特にBMWの人気が根強く、R1200GSは新型として誕生して以降、2018年上半期でも勢いが衰えていません。また、プーチン大統領がまたがる姿が報じられたこともあり、ハーレー・ダビッドソンの存在感は近年で急激に高まっています。
やはりロシアの広い国土が背景にあるものと考えられます。
ロシアの特徴④:「バイクポスト」なるものが存在する
ロシアには、バイクポストというものが存在します。
日本では聞き慣れませんが、ロシアには各地に点在している施設のことです。ライダーであれば無料で宿泊できたり、バイクをメンテナンスすることができたりします。
ロシアは、バイク好きには優しい環境が整っているといえます。
世界のバイク事情
国名 | 人口 | バイク普及率 | バイク所有台数 (百万台) |
バイク販売台数 (百万台) |
中国(電動+ガソリン) | 13.9億 | 20% | 282.4 | 48.0 |
インド | 13.1億 | 12% | 155.0 | 20.2 |
アメリカ | 3.3億 | 3% | 8.7 | 0.5 |
インドネシア | 2.6億 | 29% | 76.4 | 5.6 |
ブラジル | 2.1億 | 6% | 13.1 | 1.4 |
パキスタン | 2.1億 | 5% | 10.8 | 1.6 |
ナイジェリア | 1.9億 | - | - | 1.4 |
ロシア | 1.5億 | 1% | 2.0 | 0.1 |
メキシコ | 1.3億 | 2% | 3.0 | 0.7 |
日本 | 1.3億 | 9% | 11.2 | 0.4 |
フィリピン | 1億 | 5% | 5.3 | 1.3 |
ドイツ | 0.8億 | 7% | 6.1 | 0.1 |
タイ | 0.7億 | 30% | 20.5 | 1.8 |
フランス | 0.6億 | 5% | 3.0 | 0.3 |
イタリア | 0.6億 | 14% | 8.5 | 0.2 |
スペイン | 0.5億 | 11% | 5.0 | 0.2 |
台湾 | 0.2億 | 58% | 13.7 | 0.9 |
中国のガソリンバイク・電動バイク内訳
中国(ガソリン) | 13.9億 | 6% | 82.4 | 8.0 |
中国(電動) | 13.9億 | 14% | 200.0 | 40.0 |