【バイクを陸送するときの注意5点】費用を格安にする方法とおすすめ業者

   

本記事では、バイクの陸送を利用するときの注意点、費用をおさえる方法、業者の選び方などをご紹介していきたいと思います。

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Q.バイクの陸送と輸送の違いは?

「陸送と輸送」この2つはよく使われることがありますが、どのような違いがあるのかを説明していきます。

 

バイクの陸送とは?

陸送とは一般的に、バイクを運転して運ぶ方法(自走)やキャリアカーなどの専用の車両を使って陸地だけを使って運ぶ方法のことです。オフロードやスポーツバイクの陸送には、「トランスポーター」と呼ばれるバイクを運べるような仕様にしたワンボックスカーが用いられることもあります。

 

バイクの輸送とは?

一方の輸送は、船を使ったり飛行機を使ったりして運ぶ方法と陸送を合わせてバイクを運ぶ方法全般のことです。つまり、「輸送」という手段の中で陸だけに限定することを陸送と呼びます。

 

バイク陸送における5つの注意点

画像出典:HBS

バイク輸送における注意点は、以下のとおりです。

  • 1.できるだけガソリンは減らしておく
  • 2.業者や時期によっては割高になることも
  • 3.業者によっては日数に時間がかかってしまう
  • 4.破損したときの補償を確認しておくこと
  • 5.カスタム車両はノーマル車両とは扱いが異なる

詳しくみていきましょう。

 

バイク陸送の注意点①:できるだけガソリンは減らしておく

バイクを輸送するときは、ガソリンを減らしておくことが常識です。

多くの業者では、全てのガソリンを抜く必要はないけれど、残量はできるだけ少なくしてほしいという場合がほとんどです。残量を少なくしておく理由は、輸送中にガソリンの漏れなどがあると危険だからです。

満タンにしておくと危ないので、できるだけ減らすようにしておきましょう。

 

ガソリンをどうやって少なくするのか?

依頼してガソリンを抜いてもらいましょう。

ガソリンを少なくするといっても、長い距離を走行する予定がないのに満タンの状態から少量まで減らすことはかなり難しいはずです。そんなときは、バイク販売店やガソリンスタンドを利用して、ガソリンを抜いてもらうようにしてください。

 

バイク陸送の注意点②:業者や時期によっては割高になることも

依頼する業者によっては、時期によって割高になることがあります。

バイク陸送業者よりも、引っ越し業者に付帯するバイク輸送サービスにこういった傾向があります。3月から4月にかけては、社会人や大学生の新生活の準備が始まるため、引っ越し業界では繁忙期をむかえます。引っ越しにおいてはこの繁忙期の料金は通常よりも割高で、バイクの輸送も含まれてしまうことがあります。

ただし、全ての引っ越し業者のバイク輸送が割高になるとも限らないので、確認しておくことが大切です。

 

バイク陸送の注意点③:業者によっては輸送に日数がかかってしまう

格安なバイク陸送サービスは、輸送に日数がかかることも珍しくありません。

安価な価格で輸送サービスを提供している業者は、一度に大量のバイクを輸送することでコストをおさえていることがあります。そういった業者のバイク輸送サービスを利用する場合、台数が確保できるまでは便が出発しないので、バイクの到着まで時間を要することがあります。

バイクを急いで輸送したい場合は、到着予定日を確認しておくようにしましょう。

 

バイク陸送の注意点④:破損したときの補償を確認すること

バイクを陸送中に破損したときの補償についても確認しておきましょう。

バイク輸送のトラブルとしては、キズや破損などに関するものも多いといわれています。バイク輸送業者の多くはバイクの取り扱いに精通しているうえ、輸送前後に車体の状態を確認していますが、人が行う作業に完璧は存在しません。万が一の事態が起きても、補償があれば対応してもらうことができます。

業者の中には補償がないこともあるので、利用する前は必ず確認しておくことです。

 

バイク陸送の注意点⑤:カスタム車両はノーマル車両とは扱いが異なる

バイクの陸送では、カスタム車両はノーマル車両とは扱いが異なります。

中でも、暴走車両や暴走族車両と判断された場合は、引き受けてもらえない業者がほとんどです。また、暴走車両や暴走族車両ではなくても、各業者の規定の大きさを超えるようなカスタムであれば、通常の輸送料金から割増料金が加算されてしまうことになります。

通常の範囲内のカスタムであれば、特に気にする必要はないでしょう。

 

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バイク陸送の費用を格安にする方法

バイク陸送の費用をおさえるには、以下のような方法があります。

  • 1.キャンペーンや割引サービスを活用する
  • 2.複数の業者に見積もりを取る
  • 3.用途に合った業者を選ぶようにする

それでは、下記より詳しく見ていきます。

 

方法①:キャンペーンや割引サービスを活用する

キャンペーンや割引サービスを活用することで、バイク陸送の費用をおさえることができます。

飲食店や宿泊施設など、多くの業界でさまざまな割引が行われています。バイク輸送も例外ではなく、キャンペーンや割引サービスを行っていることがあり、通常価格より安くなることがあります。例えば、大手バイク輸送会社のBASでは、「カワサキライダースクラブKAZE」の会員であれば10%OFFになります。

業者によって割引条件や特典などが異なるので、利用したい業者のホームページやSNSなどをチェックしておくと良いでしょう。

 

方法②:複数のバイク陸送業者に見積もりを取ってもらう

輸送費用をおさえるには、複数の業者に輸送費用の見積もりを取ってもらうことも有効です。

友人や知人に勧められたからといって1社だけで限定してしまうと、その業者の輸送費用が本当に安いのかどうかはわかりません。輸送する場所や方法は人それぞれなので、「この業者が安い」と断定はできないからです。

複数の業者の見積もりを取ることで、値段だけではなくサービスの違いも明確になるのです。

 

見積もりに不明な点があるときは問い合わせる

見積もりを取ったときに、不明な内訳があったときは問い合わせましょう。

このとき業者から、回答がなかなか得られない、曖昧な返事をされた、嫌な対応をされたという場合は、その業者は利用しない方が無難です。

 

方法③:用途に合った業者やサービスを選ぶようにする

自分の用途にあった業者やサービスを選ぶことも、輸送費用をおさえるコツです。

用途に合っていないと余計な費用がかかるだけではなく、時間を大きくロスしてしまう場合もあります。結果、お金も時間も無駄になってしまうので、業者やサービス選びは慎重に行う必要があるのです。

 

用途に合った業者やサービスを選ばず損をしてしまう例

デポまで距離があるうえ引取りに行く時間がないという人が、安いからという理由でデポ配送を利用したとします。デポから自宅までも輸送してもらう必要があるため、かえって輸送費用が高くなってしまいます。

逆に、自宅からデポまで近く引取りに行く時間もあるのに、割高なチャーター便で配送してもらった場合も輸送費用を無駄にしてしまいます。

自分の用途に合った業者やサービスを選ぶことは輸送費用をおさえるためには非常に重要で、こういった損をしないためにも、次はバイク輸送業者の選び方を紹介します。

 

バイク陸送業者の選び方

バイク業者の選び方においては、以下のようなことが重要です。

  • 色んな陸送サービスがあることを知る
  • 陸送する区間を基準に考える
  • 自分の都合によって決める

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

色んな陸送サービスがある

一口に「バイク輸送」といっても、サービス内容はさまざまです。

代表的なものには、「ドアtoドア」「デポ配送」「チャーター便」などがあります。それぞれの特徴を知っておき、自分に必要なサービスを選ぶことが大切です。自分の目的に合っていないと、費用が多くかかってしまったり手間がかかってしまったりするので、慎重に選びましょう。

 

ドアtoドア

バイクを引取りに来てくれて、バイクを指定場所まで運んでくれるサービスのことです。ドアからドアなので、ドアtoドアと呼ばれています。輸送料金はデポ配送と比べると少し高い傾向にありますが、独自の工夫によりデポ配送以上に安く提供している業者も存在します。

 

デポ配送

小型の物流拠点である「デポ」(バイク輸送業者の営業所)から「デポ」までを輸送することで、「デポ止め」とも呼ばれます。販売店や自宅まで引取りに行く手間が必要ないため、ドアtoドアやチャーター便と比べて陸送費用は安い傾向にあります。

 

チャーター便

引っ越し業者などが行っているサービスです。

デポ配送やドアtoドアのように、一度に大量に輸送するのではなく個人のバイクだけを輸送するサービスのことです。まとめて輸送するわけではないので、陸送が早いというメリットがあります。デポ配送やドアtoドアよりも陸送費用は高い傾向にありますが、業者や距離によっては同じぐらいの価格で提供している場合もあります。

 

アラウンド便

大手の「I-Line」が提供するサービスです。

 

陸送する区間を基準に考える

バイク陸送会社は、輸送する区間や距離も選ぶ基準として考えましょう。

バイク陸送業者を選ぶとき、「●という会社が安い!」とは一概に言えません。業者によってどの区間の陸送に強いのかが異なるからです。

  • Aという会社は「東京-大阪間の輸送は安いが関東エリア内の輸送は高い」
  • Bという会社は「関東エリア内の輸送は安いが東京-大阪間は高い」

ということも珍しくないのです。

つまり、東京から神奈川までの輸送にAという会社を選ぶことは損ということになります。

 

対応していないエリアも存在する

業者によっては、対応していないエリアもあるので注意が必要です。

全体的な輸送費用は安い傾向にあっても、北海道や沖縄といったエリアに対応していないことも珍しくありません。こういう場合は、他社のバイク輸送を利用するなど、違う対応を検討する必要があります。

 

自分の都合によって決める

自分の都合に合っているかどうかも重要です。

先述しましたが、一度に大量のバイクを積載することで輸送料金を安くしているバイク輸送業者もあります。こういう業者の輸送サービスは、トラック内にバイクが集まるまでなかなか出発しないので、急いで引っ越しを済ませる必要がある人には不向きといえます。

 

【結論】おすすめ陸送業者と陸送費用

おすすめの陸送業者10社はこちらです!

  • BAS(ビーエーエス)
  • I-Line(アイライン)
  • モトオーク陸送
  • BHS
  • ジェットリンク
  • ヤマトホームコンビニエンス
  • どっと便
  • イズムバイクサービス
  • Red Line(レッドライン)
  • バイクゴー

特に赤で強調した4社については、料金と信頼度、両方からおすすめです。

具体的な料金については以下のページを参考にしてください。大手10社の料金を比較することで、陸送費用が格安になります。


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