【恐怖の90分】車買取業者がマジで帰ってくれなかったトラブル話

   

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 車を売るときに経験した、ちょっとしたトラブルである。

 それほど大したものではない、ちょっとしたトラブルである。

 でも、これから車を初めて売却する人が、自分と同じような恐怖と怒りを感じないように、記録に残しておく価値はあると感じているので、ブログに投稿させて頂く。

3月の中旬に、買取業者4社に愛車の査定を依頼したときの話

 売ろうとした愛車は、ちょっとマイナーな車ではあるが、マツダのコンパクトカーである『ベリーサ』である。

 駅近くに住まいがあり、ネット通販で普段の買物も済ませられるようになり、車の普段使いが減っていたため、維持費を考慮して、売却することになった。

 

 走行距離は5万キロで年式は2007年式。コンパクトカーだけど、グレードが少し上でシートが革製になっていて、その革製の座席含めインテリアがお気に入りの車だった。

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 そのベリーサを車査定にだした。使ったのは、車情報と個人情報を入力すれば複数の車買取業者に査定依頼ができる、車一括査定のサイト

 

 見積もり後、すぐに電話がなるという前評判どおり、3分もしないうちに早速電話がなった。

 電話があったのは4社

 『カーセブンインポート』『ソッキン王・オートスピリット』など自分はあまり聞いたことがない車買取業者と、『中古車最大手のガリバー』、そして恐怖を頂くことになる『B社』(大丈夫だと思うが、嫌がらせがあると恐いので実名ださずにB社)の4社。

 実車査定のために、一括見積もりした翌日の午後を休みにしていた。その出張査定の予約を、スケジュールにいれていく。

 「同じ時間帯に査定してもらって、その場でオークションやってもらったほうがいい」という口コミがあったが、予約時に電話担当の人に率直に「同じ時間でもいいですか?」と尋ねると、「別の時間にしていただけると助かります」とのことだったので、翌日の午後45分ずつ程度ずらして4社の予約をいれた

 

翌日14時ぐらいにB社が到着して、いよいよ愛車の査定がスタート!

 B社さんが15分ほど遅刻し、14時頃、駐車場にてB社の査定がはじまった。運悪く小雨の中だった。

 最初に挨拶をかわし早速査定に。「結構走られてましたか~?」「タイヤの交換したばかりですか?」などの質問を最初は受けていたが、その後は、特に質問もなくタンタンと色々な箇所をみていく。

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 しばらくしても、後10分以上はかかるとのことだったので、「15時30分に次の業者さんがきますよ。」と伝え、車のキーなど渡して、「査定終われば読んでください」と家で待つことに。

 そして、査定が終わり、いよいよ査定額を聞く段階実際のところ30万円ぐらいで売れればいいかな?と思っていたところ、

買取業者B「最初から勝負しにいきますね。このベリーサは状態も非常にいいので32万円ですね。」

私「そうですか...(心の中では、お~いいじゃん、と思いつつも)40万円だと即決なんですが…」と一言。1社目での即決は避けたかった。

買取業者Bは食い下がらず、また本部に電話をかけだし、5分ぐらい待つ。

買取業者B「限界値だします、35万円でどうですか?」と、いきなりあがる。

私「正直すごい、いい価格ですね~。でも他の業者さんの査定も受けたいので…考えさせてください。」と率直に伝える。

買取業者B「見積もり書をわたすので、それを店に後ほど持ってきてください。」

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私「ありがとうございます。では後ほど。」そう、挨拶した直後に、携帯がなる。

私の携帯「ブルブル。ブルブル...」次の業者さんからの電話。

次の業者さん「〇〇さん、すいません。渋滞で道が込んでおりまして、、、」

 

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車買取業者さん帰らないトラブル、ついに発生!

 次の業者さんから遅刻するという連絡があったので、小雨だったので車の中に戻って、もう一度スケジュール調整
 1つスケジュールがずれると、他の業者さんの時間とかぶったりするので、大変面倒。他の業者さんにも電話して15分ぐらいかけて、なんとかスケジュール調整
 スケジュール調整した後に、やっぱり一度に4社にきてもらったらよかったと自分の大人の対応を少し後悔。そうこうしているうちに、3番目に予定していた業者さんがもうすぐ来る時間だ。

 少し家で休もうと思い、車から脱出して家の中に入ろうとるすると… 後ろから…

買取業者B「あの~すいません。。。」

ぎょっとした私「はい???(心の中では、まだおったんかい!とつっこみ)」

 

 私がスケジュール調整していた15分程度、家の前で車を止めて待っていたようです。

買取業者B「先ほどの見積もり書ですが、実は契約書になっておりまして。。。」

私「うん???(心の中では、何か嫌なのがくる??)」

買取業者B「電話をされていましたが、他の買取業者からも査定されますか?」

私「はい。査定しますよ。この後来るって、最初にお伝えしましたよね?」

買取業者B「それだと、金額を書いた契約書は返却していただけないでしょうか?」

私「えっ、どういうことですか????」

買取業者B「他の業者さんに見積もりされるなら、金額の保証はできず、契約書は渡せませんので…」

私「一括査定を利用したので、当然相見積もりしますが…??ダメなんですか?」

買取業者B「はい。そういった場合は、高い査定額おだしできませんので。」

私「はっ?他社の査定はNGって、どういうこと??えっと…じゃあいくらになるんですか?頂いた査定額は何ですか?」

買取業者B「そうですね。いったん契約書をお返しいただいてから、再度、査定させていただければ…」

私「ええっ。。。さっき査定したじゃないですか。。。どういうことですか??。。。」

私の携帯「ブルブル~ブルブル~」

 

とにかく遅刻しまくる買取業者

 困惑と少しの恐怖&怒りがこみ上げてきたところで、再度電話がなった。次の業者からだった。車の中に戻って、応答すると、

次の買取業者「〇〇さん、すいません。今、出発したところで、後1時間ぐらいかかってしまいますが、どうしましょうか?意外に遠いので、また別の日に調整させていただければ…」

私「(心の中で、お前もかい!おいこら~~~~~~~怒)は~~~? もう査定は結構です。」

次の買取業者「大変失礼しました。マツダのベリーサはちょうど高値が付けれられるところで、ぜひ査定させていただきたいのですが?」

私「いや営業トークいらないです。もう本当に結構です。」

私の携帯「(携帯を切る)ぷ~ぷ~ぷ~…」

 

どうなってんだ車買取業界!みんな遅刻かよ!

 

 そして、また家に戻ろうとしたそのとき…

買取業者B「あの~~~契約書を…」

ぎょっとした私「あっ!!!(心の中で、まだいるよね~~!とつっこみ)」

 

納得できない私と引き下がらない車買取業者B

買取業者Bさんはとにかく「契約書を返してください。」の1点張りでいっこうに帰る気配がない。

私「いやそれはおかしい、返さない。」と買い取り業者の遅刻電話などの怒りで心をみだされたのもあり、もはやその場で冷静さを失い、35万円の高額査定も諦めきれず、同じ内容の言葉を繰り返す。

私「まずは、お引取り下さい。」と家ではなく、契約書を手にしたまま、なぜか車の中に逃げ込む。

 そこからしばらく待っていても、車買取業者Bは全然帰らない。それどころか、小雨ではあるが、家の前で車の中にも入らず立って待っている買取業者Bの査定士?営業マン?。

 数十分の我慢比べの末、徐々にその姿が可愛そうになってきたいので、根負けして、契約書の写真だけこっそりとって、契約書を返却して帰っていただいた。査定開始からおよそ90分ほどの「帰らない」死闘はそこで幕を下ろした

 

愛車のベリーサは結局ガリバーさんに売却

 その後、ガリバーさんの営業マンがスーツ姿(帰らない業者はジャンパー姿)で査定にきて、すごくスマートに査定してくれたので、そこで売却を決定しまいた。

 査定額は、あとで過失が見つかった場合でも減額されないとうクレームガード保険つきで30万円と、買いらない買取業者より5万円も落ちるが、恐怖と怒りを感じた後の「つり橋効果」なのか、ガリバーさんの終始ビジネスマンとしての紳士的な対応が救世主に見えて、安心感を覚え、その場で売却契約をしました。

 売却契約は30分ぐらいですぐ終わり、その後問題なく査定額もそのまま振り込まれました

 

今回の買取体験まとめ

今回の買取査定の結果としては、

  • 車一括査定を使い買取業者4社に査定依頼しました。
  • 買取査定額には満足できましたが、3業者が遅刻・1社が帰らないという、買取業者の対応には恐怖と怒りが残る結果に終わりました。
  • 買取業者全体について当てはまるかどうかわかりませんが、今だにこのサービスレベルなのか?と業界全体が心配になってしまう体験でした。

 

次に車を売るときに注意すべき点のまとめとしては、

1.車の買換えなら、トラブルが少ない(と思われる)大手メーカー系ディーラーでの愛車の下取りを中心に考える。

2.一括査定を使うなら、まとめて査定をやってその場でオークションしてもらう。査定金額だけでなく、帰らないトラブルも防げる。

3.信頼できる業者(既に知っているところ・訪問経験がある店舗)にしか自宅への出張査定は頼まない。小さいところで気になるところがあれば、自分から業者に行くようにする。

4.売らない場合でも、「査定の見積もり書」をだしてくれるかどうか、電話アポのときに確認。今回のようなケースを未然に防ぐだけでなく、後ほど誤魔化されたりしないように、また、競合への交渉材料として使うため。

5.万一、買取業者が帰らないという事態に遭遇したら、査定額がいくら高くても「申し訳ないが、御社に売ることは100%ない」と可能性が0であることをきっぱり伝え、無駄な議論をしない。買取会社は、営業のノルマ等で大変なようなので、可能性が0でなければどんどん攻めてくる。

 改めて振り返るとちょっとしたトラブルに過ぎませんが、その場に居据わられるのはかなりの恐怖で、こちらも軽いパニックでした。このような問題が他にも起きないよう、切に願います。



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