「オコシ車」やばい!見分け方と問題点を解説【中古車の怖~い怪談】

   

中古車の怖いウワサ 第4弾:『オコシ車』

さて、本シリーズもいよいよ第4弾を迎えました。今回も、背筋が凍ってしまうような怖い話をさせていただきたいと思います。イメージ32

テーマは、『オコシ車』です。

 

オコシ車とは?

車があまり好きではないという人にはあまり聞き慣れないフレーズかもしれません。オコシ車とは廃車寸前の車(事故車など)を修理して、公道で走らせられるような状態にした車のことです。漢字で「起こし」と書かれる場合もあります。

 

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廃車寸前ってどんな状態?

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事故を起こして本体に相当ダメージを負っている車両や、本シリーズである『怖いウワサ』第2弾にもあった水害に遭った車などです。

 

事故車のオコシ車が流通している理由

例えばオークションに出品した場合、修復歴有でも高額で出品されている高級車があるとします。それと同タイプの車両を事故車の中から探し、無料同然に購入した後、修理して販売したら大きな収入となります。

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しかし、そんな高級車の場合にはパーツも高いのでまともに修理していたら、逆に費用が必要となってしまいます。そのため目に見えるような部分だけを綺麗に修復して、肝心な中身にはほとんど手を加えません。

 

原価をかけるとその業者の収入が減ってしまうからです。

 

そして実際にオークションでは、丁寧に直した車と同様に、雑に仕上がった車でも同じ「修復歴有」と表示されます。エンジンなど中身のパーツのクオリティーは全く違うのですが、同じような値がついてしまうという現実なのです。

 

そうした人間とは思えない様な行動を取って大きな利益を得ている悪質な業者もあるようです。仕事がなくなってくると、そういった方向に進んでしまうという話もあるようですけど、人の道からは外れてしまっていると言えるかもしれませんね。

 

事故者のオコシ車を避けた方が良い理由

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上記の通り、目に見える部分だけを綺麗にしていますから、肝心な安全面などはほとんど確保されていません。ですから、衝突時などの衝撃にも弱くなっていると言えるでしょう。

 

最近では修理技術も発達してきているので、極端に粗悪な車両というのは滅多にないかもしれませんが、それでも利益だけを得ようとする業者がいる限りなくなるということはないでしょうし、素人では判断できないので避けておいた方が無難と言えます。

 

事故車のオコシ車、疑いがある条件(見分け方)

それでは、どういった条件の車がオコシ車の疑いがあるのでしょうか?

 

注意したいのは、登録年数から3年以内の高年式車なのに、なぜか車検切れという車です。イメージ36

基本的に、新車を購入したら最初の車検は3年後ということは広く知られていますよね?であるにも関わらず、車検が付いていない…そんな車には要注意です!

 

車両保険に加入している車両が死亡事故を含む大きな事故を起こした時に、補償限界額あるいは車両本体価格を上回ってしまった場合、全損という形を取って修理しない場合があります。

 

全損処理した時には登録が抹消されるため、車検がなくなるということです。つまり、高年式車(1~3年落ちの車)なのに車検がない車両というのは相当怪しいと言えます。

 

オコシ車の見分け方に関する問題点

実は、オコシ車を見分けるということは至難の業なのです。実際にオートオークションにおいて出品されているケースも稀に発生しているようですし、目の肥えた査定士さんでも見分けることは非常に難しいと言われているようです。

 

実際に大手中古車買取り業者でも定期的に講習を開いているほど、プロ泣かせな実態があるかもしれません。

 

オコシ車を避けるためには…

こんな怖いオコシ車に当たらないようにするには、やはり安心できる販売店での購入をおすすめします。そして、契約上で後にオコシ車だと分かった時に対応してもらえるかどうかも重要なポイントとなるのではないでしょうか?購入時の契約書は要チェックになりますね。



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