スズキ・スイフト、3年後のリセールバリューは41~44%?買取相場は低い

      2016/09/28

スイフトのリセールバリュー・買取相場は?

 

スイフト

画像出典:www.goo-net.com

 

スイフトとは?

スズキ・スイフトは2000年より製造・販売されているハッチバックタイプのコンパクトカーです。現行モデルは2010年から販売されていて、4代目となっています。ホットハッチの「スイフトスポーツ」や特別仕様車の「スイフトスタイル」や「スイフトRS」などもラインナップされています。

自動車の基本である「走る・曲がる・止まる」をしっかり作り込んだ車種で、日本国内だけにはとどまらず欧州・アジア・オセアニアなどの海外からも評価を高く受けていて、2016年には世界累計販売台数500万台を達成しているスズキの世界戦略車となっています。

 

スイフトの特徴

エクステリアはヨーロッパテイスト溢れるスイフトならではのデザイン、インテリアには同社から発売されているセダンである「キザシ」の流れを汲んだ高い質感と使い勝手の良さが特徴となっています。

 

 

スイフト、リセールバリュー・買取相場の目安

グラフ

では、リセールバリューの検証について述べていきたいと思います。

それには基準となる条件が必要なので、以下の通りとします。

 

基準とするスイフトのモデル

車種:スズキ・スイフト

年式:2013年

グレード:XG

走行距離:30,000km程度

ボディカラー:シルバー

修復歴:なし

新車時本体価格:118.5万円

まず、リセールバリューを知るためにはその車の相場を知る必要があります。そのため、「下取りシミュレーション」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した相場価格」の3方向から考えていきたいと思います。

 

スイフトの3年後の「下取り相場」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した買取相場」

スズキ・スイフト

(2013年式・3年落ち)

下取り価格

実際の査定価格

中古車価格から算出した買取相場

3年落ちの査定相場

48万円

(*1)

52万円

(*2)

51.8万円

(*3)

 

(*1)下取り価格

メーカーHPからシミュレーションしたところ、下取り価格は48万円という結果でした。

※注意:車種名やグレードのみでの価格で、細かい設定はこちらでは行えません。そのため、実際の価格ではシミュレーションより下回っていることも多いようです。

 

(*2)実際の査定価格

実際の買取り実績を調べたところ、上記の基準と一致する個体のもので52万円となっていました。因みにこの価格は一括見積もりを利用した時のMAXの査定価格となっています。

※こちらは細かいグレードまで近い条件となっています。

 

(*3)中古車価格から算出した買取り価格

現在販売されている中古車価格から理論的なリセールバリューを算出したいと思います。

限りなく近いと思われる個体の平均価格は74.8万円となりました。

一般的には中古車価格の70%が買取り価格と言われているので、74.8×0.7=51.8万円となります。

※残り30%は必要経費(陸送費用・オークション費用など)や運営費となっています。

 

 

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スイフトのリセールバリューは41%~44%

チェックポイント

スズキ・スイフト

(2013年式・3年落ち)

下取り価格を基準にした場合

実際の査定価格を基準にした場合

中古車価格を基準にした場合

リセールバリュー

41%

44%

44%

計算式

48÷118.5万円

52÷118.5万円

51.8÷118.5万円

※小数点は四捨五入

つまり、スイフトの3年後のリセールバリューは41%~44%という結果になりました。

 

 

スイフトのリセールバリュー・買取相場が悪い6つの理由

悪い3 

 

1.(プラス要因)人気が高い

スイフトの人気が高いのは、以下のような理由によるようです。

 

①コストパフォーマンスが良い

ライバル車に対して車両価格が安いのに、それらと比べても見劣りしない走りの良さや燃費性能を誇っています。

 

②燃費が良い

優れた走行性能を持ちながら、18km/L~20km/Lという燃費の良さが魅力です。ハイブリッドほどではありませんが、燃費が良いのでお財布に優しい車だと言えます。低燃費の車は大変好まれる傾向にあるので、スイフトが好まれている理由のひとつではないでしょうか。

 

③インテリアが良い

●スイフトのインテリア 

スイフト内装jpg

画像出典:www.suzuki.co.jp

無駄に豪華な装飾や必要なさそうな機能などはありませんが、実用的かつ機能的でシンプルなインテリアとなっていて、値段の割に決して安っぽい仕上がりではありません。

 

2.(プラス要因)世界的に見ても人気

スイフトは、日本国内だけではなく世界的にも人気なモデルとなっています。そのため、海外からの需要もあるので、国内で売れなかったとしても海外で販売することが可能です。結果、リセールバリューに良い影響を与えていると推測できます。

 

3.(マイナス要因)コンパクトカーの需要は低い

基本的に、コンパクトカーというジャンル自体が今の時代ではあまり需要が高いとは言えません。そのため、中古車市場でも大きな需要となはならないため、リセールバリューに影響している可能性があります。

コンパクトカーは、コンパクトカーにしかない魅力もたくさん詰まっているのですが、世間的にはやはり中途半端な位置づけといったイメージがあるのかもしれません。

 

4.(マイナス要因)軽自動車の方が経済的

軽自動車の方が維持費も安いので、軽自動車の方が良いリセールバリューになることも多いようです。自動車税も軽自動車から普通車になった途端に大幅に上がりますし、重量税の面でも差があります。

今では国内における約4割が軽自動車で、約30年前と比較しても2倍ほどの需要となっています。つまり、限りなく軽自動車に近いコンパクトカーからはユーザーが遠のいてしまっている可能性も否定できません。

 

5.(マイナス要因)スズキ自動車は軽自動車のイメージ

スズキと言えば、どうしても「軽自動車」のイメージが強くあります。そのため、コンパクトカーよりも軽自動車の方に人気が集まっていると推測されます。スイフトは人気があったとしても、まだまだ軽自動車の人気には及ばないのかもしれません。

 

6.(マイナス要因)フルモデルチェンジを控えている

●次期スイフト

次期スイフト

画像出典:car-research.jp 

スイフトは2016年にフルモデルチェンジだと言われていましたが、2017年に延期されました。そのため、現行モデルはモデル最末期となります。元々安い車体価格から更に割引となっている可能性もあります。そういった要因がリセールバリューへ影響しているとも考えられます。

 

 

スイフト、リセールバリュー・買取相場のまとめ

スイフトは、スイフトでしか味わうことのできないスタイリングやドライビングを実現してくれます。リセールバリューに関してはあまり期待できないため、購入を考えているという人は乗り換えるよりも乗り潰すことを考えておいた方が良いでしょう。

とは言うものの海外からの需要もあるモデルなので、よほど状態が悪くない限り、やり方によっては高く買取ってもらうことが出来るかもしれませんね。

画像出典:http://www.photo-ac.com/



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