マツダ・ビアンテ、3年後のリセールバリューは55~63%?買取り相場は高い

      2016/09/28

ビアンテのリセールバリュー・買取相場は?

ビアンテ

画像出典:www.goo-net.com

 

ビアンテとは?

ビアンテは、マツダ自動車が2008年より製造・販売しているワンボックス型のミニバンです。ビアンテが登場するまで、ワンボックスタイプのミニバンはマツダのラインナップにはありませんでしたが、プレマシーをベースに開発されることになったのです。

しかし、ミニバンのサイズではマツダのテーマである「鼓動」が表現できないことと、SUVに注力するため製造中止となります。

 

ビアンテの特徴

マツダならではの個性的なスタイリングに、広くて使い勝手の良い室内を兼ね備えたモデルです。多彩なシートアレンジが可能となっているほか、後席に行くほどヒップポイントが高くなるレイアウトによってどこに座っても前方視界を得ることが出来ます。

また、低く設定された後席フロア高、挟み込み防止の電動両側スライドドア、汚れにくい素材のシートや消臭天井などを採用していて、居住性だけではなく快適性も重視されています。

 

 

ビアンテ、リセールバリュー・買取相場の目安

ダウン

では、リセールバリューの検証について述べていきたいと思います。

それには基準となる条件が必要なので、以下の通りとします。

 

基準とするビアンテのモデル

車種:マツダ・ビアンテ

年式:2013年

グレード:20C

走行距離:40,000km程度

ボディカラー:ブラック

修復歴:なし

新車時本体価格:203万円

まず、リセールバリューを知るためにはその車の相場を知る必要があります。そのため、「下取りシミュレーション」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した相場価格」の3方向から考えていきたいと思います。

 

ビアンテの3年後の「下取り相場」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した買取相場」

マツダ・ビアンテ

(2013年式・3年落ち)

下取り価格

実際の査定価格

中古車価格から算出した買取相場

3年落ちの査定相場

127万円

(*1)

117.3万円

(*2)

112万円

(*3)

 

(*1)下取り価格

メーカーHPからシミュレーションしたところ、下取り価格は127万円という結果でした。

※注意:車種名やグレードのみでの価格で、細かい設定はこちらでは行えません。そのため、実際の価格ではシミュレーションより下回っていることも多いようです。

 

(*2)実際の査定価格

実際の買取り実績を調べたところ、上記の基準と一致する個体のもので117.3万円となっていました。因みにこの価格は一括見積もりを利用した時のMAXの査定価格となっています。

※こちらは細かいグレードまで近い条件となっています。

 

(*3)中古車価格から算出した買取り価格

現在販売されている中古車価格から理論的なリセールバリューを算出したいと思います。

限りなく近いと思われる個体の平均価格は160万円となりました。

一般的には中古車価格の70%が買取り価格と言われているので、160×0.7=112万円となります。

※残り30%は必要経費(陸送費用・オークション費用など)や運営費となっています。

 

 

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ビアンテのリセールバリュー・買取相場は55%~63%

ポイント2

マツダ・ビアンテ

(2013年式・3年落ち)

下取り価格を基準にした場合

実際の査定価格を基準にした場合

中古車価格を基準にした場合

リセールバリュー

63%

58%

55%

計算式

127÷203万円

117.3÷203万円

112÷203万円

※小数点は四捨五入

つまり、ビアンテの3年後のリセールバリューは55%~63%という結果になりました。

 

 

ビアンテのリセールバリュー・買取相場が良い5つの理由

バンザイ2

 

1.(プラス要因)一定の人気があるビアンテ

ビアンテは、大ヒットモデルとまではいきませんが、一定の人気があります。どのような点が人気の理由なのかは以下のようになっています。

 

①とにかく広い!

ビアンテは、マツダが「最広(さいこう)空間!」とCMなんかでも謳っているほど、自慢の広い空間を持っています。実際に2000ccの中ではトップクラスの室内空間を実現しています。

 

●実際放送されていたデビュー前のCM

 

②多彩なシートアレンジが可能

足元を広くする「リビングモード」、2列目シートを左右分割にする「ウォークスルーモード」、たくさんの荷物を積み込むことが可能な「ラゲッジモード」など、その時の用途に応じて様々に変化させることが可能となっています。

 

③マツダ特有のデザインがかっこいい!

他のミニバンにはない、マツダ独自のスタイリングやデザインが魅力的です。コンセプトには「流れ」が採用され、歌舞伎の隅取を意識した鋭いフロント周りや、トレードマークの逆ペンタゴングリルなどが目を惹きます。

 

④コストパフォーマンスが良い

デザイン性の高さや最新技術の搭載、室内の広さなどこれだけ万能でありながら200万円台~で購入できるのも素晴らしい魅力のひとつと言えるのではないでしょうか。

 

⑤経済性が良い

大き過ぎない2000ccという排気量に、車体の重量も2t以下となっています。そのため、フルサイズのミニバンに近いスペックを持っていながらも、それらより維持費を必要としないのも人気の理由として考えられます。

 

2.(プラス要因)ミドルサイズのミニバンの人気は高い

フルサイズのミニバンより使い勝手が良く、取り回しやすいミドルサイズのミニバンは人気があります。特にファミリー層においてはお父さんだけではなく、お母さんも運転することが出来るという点が大きいと言えます。それらが中古車市場での人気に繋がることによって良いリセールバリューとなっているのでしょう。

 

3.(プラス要因)燃費性能も良い

これだけ広い室内を確保しているのに、燃費も良いのがビアンテの魅力のひとつです。JC08モードで9.4km/L~14.8km/Lという、ミニバンにしては良い燃費性能を持っています。また、世界的にも話題になったマツダの技術・SKYACTIVもハイブリッドに負けない商品力があるので、人気に直結してリセールバリューに良い影響を与えています。

 

4.(マイナス要因)SKYACTIVグレードではない

スカイアクティブ

画像出典:car-moby.jp

発表時には世界からも注目された、マツダの看板とも言える技術「SKYACTIV」グレードであれば、もっと良いリセールが期待できたと言えます。

 

5.(マイナス要因)製造中止予定

ビアンテは、プレマシーと共に生産中止が予定されています。もちろんそのこともリセールバリューには影響を及ぼしていると思われますが、新車購入時にはメーカー側も在庫を残したくないので大幅な値引きがあるということが想定されます。

つまり、そういった要因がマイナスに繋がっていると言えるのではないでしょうか。

 

 

ビアンテ、リセールバリュー・買取相場のまとめ

2008年のデビュー以来、愛され続けてきたビアンテですが、2016年にはMPVに次いで製造中止となるようです。これでマツダからはミニバンのラインナップが消滅してしまうこととなります。

 

●マツダ・MPV

MPV

画像出典:www.goo-net.com

これからはリセールバリューも下がっていくことが懸念されますが、一方で中古車市場においては割安で購入出来る可能性も高く、お買い得と言えるかもしれません。

画像出典:http://www.photo-ac.com/



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