インプレッサG4のリセールバリュー買取相場、3年後52%・5年後43%?

      2016/10/09

インプレッサG4のリセールバリュー・買取相場は?

インプレッサG4画像出典:www.subaru.jp

 

インプレッサG4とは?

スバル株式会社(2017年より改称)が1992年より製造・販売している乗用車です。元々はレガシーの下位モデルとして発売されましたが、今ではスバルの世界戦略車としてヨーロッパ市場を中心に世界でも発売されています。

G4は、4ドアセダンタイプに付けられるサブネームとなっています。「G」は(本物、正真正銘の)を意味する「Genuine」の頭文字から取られていて「4」はドア数となっています。

また、2012年にはスポーツ/G4・XVでグッドデザイン賞をダブル受賞しています。

 

インプレッサG4の特徴

低重心で設計されているので、横風の影響を受けにくく安定感があります。スバルの特徴でもある水平対向エンジンが採用されているので、運転時には振動が少ないので快適な乗り心地で運転を楽しむことが出来ます。

インプレッサG4は、どちらかというと実用性を重視したモデルで、サイズがスポーツより若干大きく、トランクスペースなどが拡大された上に「6:4分割式トランクスルー機能」などが搭載されているのが特徴です。

 

スバル・インプレッサG4、3年後リセールバリュー・買取相場の目安

ダウン

では、リセールバリューの検証について述べていきたいと思います。

それには基準となる条件が必要なので、以下の通りとします。

 

基準とするインプレッサG4のモデル

車種:スバル・インプレッサG4

年式:2013年

グレード:1.6i

走行距離:20,000km程度

ボディカラー:ホワイト

修復歴:なし

新車時本体価格:148万円

まず、リセールバリューを知るためにはその車の相場を知る必要があります。そのため、「下取りシミュレーション」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した相場価格」の3方向から考えていきたいと思います。

 

インプレッサG4の3年後の「下取り相場」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した買取相場」

スバル・インプレッサG4

(2013年式・3年落ち)

下取り価格

実際の査定価格

中古車価格から算出した買取相場

3年落ちの査定相場

68万円

(*1)

66万円

(*2)

77万円

(*3)

 

(*1)下取り価格

メーカーHPからシミュレーションしたところ、下取り価格は68万円という結果でした。

※注意:車種名やグレードのみでの価格で、細かい設定はこちらでは行えません。そのため、実際の価格ではシミュレーションより下回っていることも多いようです。

 

(*2)実際の査定価格

実際の買取り実績を調べたところ、上記の基準と一致する個体のもので66万円となっていました。因みにこの価格は一括見積もりを利用した時のMAXの査定価格となっています。

※こちらは細かいグレードまで近い条件となっています。

 

(*3)中古車価格から算出した買取り価格

現在販売されている中古車価格から理論的なリセールバリューを算出したいと思います。

限りなく近いと思われる個体の平均価格は110万円となりました。

一般的には中古車価格の70%が買取り価格と言われているので、110×0.7=77万円となります。

※残り30%は必要経費(陸送費用・オークション費用など)や運営費となっています。

 

インプレッサG4の3年後リセールバリューは45%~52%

紹介

スバル・インプレッサG4

(2013年式・3年落ち)

下取り価格を基準にした場合

実際の査定価格を基準にした場合

中古車価格を基準にした場合

リセールバリュー

46%

45%

52%

計算式

68万円÷148万円

66÷148万円

77÷148万円

※小数点は四捨五入

つまり、インプレッサG4の3年後のリセールバリューは45%~52%という結果になりました。

 

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スバル・インプレッサG4の5年後リセールバリュー・買取相場

基準とするインプレッサG4のモデル

車種:スバル・インプレッサG4

年式:2011年

グレード:1.6i-L

走行距離:60,000km程度

ボディカラー:不人気色(ホワイト・ブラック・シルバー以外)

修復歴:なし

新車時本体価格:148万円

 

インプレッサG4、5年後の「下取り相場」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した買取相場」

スバル・インプレッサG4

(2011年式・5年落ち)

下取り価格

実際の査定価格

中古車価格から算出した買取相場

5年落ちの査定相場

73万円

(*1)

40万円

(*2)

64万円

(*3)

(*3)中古車価格

平均中古車価格:91.5万円

91.5×0.7=64万円

 

5年後のインプレッサG4・リセールバリューは27%~43%

スバル・インプレッサG4

(2011年式・5年落ち)

下取り価格を基準にした場合

実際の査定価格を基準にした場合

中古車価格を基準にした場合

リセールバリュー

49%

27%

43%

計算式

73÷148万円

40÷148万円

64÷148万円

※小数点は四捨五入

インプレッサG4のリセールバリューは27%~43%という結果になりました。

 

インプレッサG4、5年後のリセールバリュー・買取相場は高い

基準となったモデルのボディカラーや走行距離などを踏まえた上の数値として考えた時、インプレッサG4のリセールバリューは高いと言えるのではないでしょうか。

 

インプレッサG4のリセールバリュー・買取相場が良い6つの理由

驚き

1.(プラス要因)安全性が高い

インプレッサG4にはスバルの最新技術が搭載されることが多く、次期モデルにおいても最新技術が搭載される予定となっています。スバル車全体にも言えることですが、安全性が高い車に乗りたいと思う人は多いのです。

 

■スバル車の安全性

スバルのアイサイト最も安全? 自動ブレーキシステム対決、動画で徹底比較!

 

2.(プラス要因)スバルは日本より海外での知名度が高い

日本でスバルと言えば少しマイナーなイメージがあります。しかし、実はスバルは北米を中心とした海外での支持も高く、人気があります。そうした理由から、国内で中古車が売れない、または過走行車や低年式車であっても海外で販売することも可能となるので、リセールバリューにも影響を受けます。

 

3.(プラス要因)人気が高い

スバルの中では一番の人気を誇るインプレッサ。2015年度の新車年間販売台数においては、あのトヨタ・クラウンと肩を並べるほどの人気ぶりでした。そうした人気がリセールバリューを押し上げている理由に繋がっているようです。

 

4.(マイナス要因)モデルチェンジを控えている

2016年の秋にはモデルチェンジ予定になっています。そのため、現行モデルは末期となっているので、リセールバリューは低くなっている可能性があります。

 

新型・インプレッサ
新型インプレッサ

画像出典:response.jp

 

5.(マイナス要因)一部のユーザーしか選ばない傾向にある

インプレッサは一部の層からは熱狂的に支持されています。しかし、逆にそれが一般ユーザーから「マニアックな車」という印象を与えてしまっていて、敬遠されている印象があります。万人には買ってもらえないという点がリセールバリューを下げている原因のひとつとして考えられます。

 

6.(マイナス要因)インプレッサスポーツの人気が高い

インプレッサスポーツ

インプレッサスポーツ2

画像出典: www.subaru.jp

インプレッサにはインプレッサG4以外にもインプレッサスポーツがあります。G4よりもスポーツの方に人気があるため、リセールバリューもスポーツの方が良い傾向にあるようです。基準となったインプレッサはG4なので、リセールバリューも少し悪い結果となりました。

 

インプレッサリセールバリュー・買取相場のまとめ

根強いユーザーがいるということは、それだけその車が魅力的だからだと言えます。インプレッサG4の魅力は安全性以外にも、視界の広さや取り回しやすさ、実用性など他にもたくさんあります。

購入を考えているという方は、リセールバリューも悪くない上に車体価格も決して手が届かないという値段ではありません。新車で買う予算がない方でも、フルモデルチェンジされれば相場も下がってくることも予想されますので、更に中古で買いやすくなることになりそうです。ぜひ一度乗ってみてはいかがでしょうか?

画像出典:http://www.photo-ac.com/



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