原付の輸送!引っ越しで原付を輸送するときの輸送費は?
2018/09/30
引越しの際など、家財の輸送だけでもお金がかかってしまうので、少しでも原付の輸送費をおさえたいのが本音ですね。
今回の記事では、原付の輸送をできるだけ「安く」「利用して良かった」と思えるように、ノウハウをお伝えしていきます!
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【注意】原付は家財として扱ってもらえない
引っ越しの際、原付は家財として運んでもらうことはできません。
原付ほどのサイズであればそこまで大きいわけでもなく、何より他の家財と一緒に運んでもらえれば費用を大きくおさえることが可能です。
しかし、原付は家財などと同一で考えると大きい部類に入り、そもそもガソリンなどの可燃性物質を含んでいるため、通常の引っ越しトラックで運ぶのは危険です。
原付の輸送では、別の便で運ぶことが一般的です。
原付は専門の業者に依頼する必要がある
原付の輸送は、専門の運搬方法を利用する必要があります。
倒れないようにしっかりと固定するほか、可燃物質の処理も可能な専門の運搬業者を利用する必要があります。例え、引っ越し業者のプランに含まれていても、引っ越し業者にはバイク輸送のノウハウを持っていないことが多く、バイク輸送に特化した専門の業者に委託しているケースがほとんどなのです。
Q.原付輸送はどこが安い?
引っ越しに出費がかさむため、原付の輸送は価格の安さを重視したい人がほとんどだと思います。原付はバイクの中では最も安い部類なので、あまり高額になると買い替えも視野に入ってくるからです。
しかし、バイク輸送を利用するにあたって以下のような点に注意する必要があります。
- どの業者が安いとは断定できない
- ニーズによって料金が異なる
これらについて、下記より詳しく見ていきましょう。
どの業者が安いとは断定できない
原付の輸送費用は「●●が安い!」とは言い切れません。
バイク輸送業者は、どの区間を利用するかによって料金が違うからです。
- 「東京-大阪」ではAという業者が安く、
- 「関東近郊」ではAよりもBの方が安い
というように、業者によって得意な区間が異なっています。
相対的に安いバイク輸送業者はありますが、区間によっては安くないこともあるのです。
ニーズによっても料金が異なる
ユーザー側のニーズによっても料金が異なります。
小型の物流拠点である「デポ」から「デポ」までの配送(デポ配送)、自宅あるいは近隣まで原付を届けてくれる「ドアtoドア」のどちらを利用するかによっても料金が違います。
業者によっては
- 「デポから自宅」
- 「配送先からデポ」
のような輸送方法もあります。
コストを下げる工夫をしている業者もあるので一概にはいえませんが、人件費や手間がかかる「ドアtoドア」よりも、費用や手間がかからない「デポ配送」の輸送費用の方が安い傾向にはあります。
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原付輸送、6社料金比較(区間別)
バイク輸送において、代表的なバイク輸送会社を利用して原付を輸送した場合の料金を、区間別で一覧にしています。
|
東京-大阪 |
北海道-沖縄 |
東京-神奈川 |
東京-愛知 |
ヤマトホームコンビニエンス |
42,228円~50,554円 |
123,012円~145,584円 |
16,092円~19,656円 |
38,664円~45,792円 |
BAS(デポ配送) |
20,520円 |
68,040円 |
17,820円 |
19,440円 |
アイライン |
18,000円 |
49,000円 |
9,000円 |
16,000円 |
ジェットリンク |
23,000円 |
73,000円 |
9,000円 |
15,000円 |
BHS |
28,080円 |
86,400円 |
15,660円 |
22,140円 |
レッドライン |
9,000円 |
要問い合せ |
8,640円 |
15,660円 |
※輸送する時期によって変更する場合もあり
※アイラインは首都圏近郊の定期便「アラウンド関東」を利用
上記の表を見ると、各社の特徴がよくわかります。
あくまでも傾向ですが、
- アイラインやBASは長距離の輸送に強く、
- ジェットリンクやアイラインは近距離の輸送に強い
- レッドラインは全般的に安い
といえるでしょう。
また、各社はサービスでも異なる点があります。
- チャーター便:ヤマトホームコンビニエンス
- デポ配送:BAS(ドアtoドア、デポ持込自宅引取、デポ受取自宅引取も展開)
- ドアtoドア:レッドライン、アイライン、ジェットリンク、BHS
これらを把握したうえで、自分に合った業者やサービスを利用しましょう。
Q.なぜ引っ越し業者の原付輸送は高い?
前の表で、原付の輸送に引っ越し業者と利用すると高額になりやすいことがわかります。
- 高くなる理由:引越し業者は、個別のチャーター便で輸送するの対して、バイク輸送専門業者はまとめて輸送するためです。
価格は高いがメリットももちろんある
これは、仕方がない部分でもあるのですが、早く輸送を済ませたい人にはとても便利です。
また、家財と混みの価格で交渉することができますし、東京-神奈川間ではチャーター便であるにも関わらず他社と同じぐらいで利用することが可能です。
全体的には高額ですが、使い方や工夫次第ではお得に利用できそうです。