【保存版】バイク塗装、着実にDIYする12のステップ!時間があれば初心者も自分でできる
バイクの塗装を安く済ませようと思ったとき、やはりDIYが思い浮かぶと思います。
しかし、自分で塗装しようとしても「どうせ上手くできないから止めておこう」と諦めている方も多いのではないでしょうか。失敗すれば塗装前よりかっこ悪くなってしまいますし、敬遠してしまいますよね。
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今回の記事では、失敗しないように、バイク塗装を自分(DIY)で行う着実な方法をご紹介していきます!
この記事の目次
【DIY】バイクのタンクを塗装する手順
前述のようにバイクの塗装は高価で施行してくれる業者も少ないとなれば、自分で塗装するとこれらを解決することができます。
そこで、自分で塗装する手順を解説していきます。
下準備:塗装に必要な7つ道具
まずは、タンクをDIYで塗装するために必要な道具を揃えておきましょう。ホームセンターやカー・バイク用品店などへ行けばどれも手に入りますが、入手が難しければネットで購入することも可能です。
- 養生テープ(amazonへのリンク)
- 耐水ペーパー(320番、800番、1000番、1500番、2000番)(amazonへのリンク)
- 台所洗剤
- プラサフ(amazonへのリンク)
- 塗料(amazonへのリンク)
- クリア塗料(amazonへのリンク)
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手順①:塗装外の場所はしっかりと養生する
塗装外の場所は、塗料などが付かないようにするために養生テープで保護していきます。
手順②:エンブレムやステッカーは剥がす
エンブレムやステッカーといったものは剥がしておきましょう。
ステッカーは、ドライヤーで温めたりお湯をかけたりすると剥がしやすくなります。エンブレムは、写真ではカッターを使っていますが、釣り糸を使うとキズをつけずに上手に剥がすことができるのでおすすめです。
写真で分かりにくければ、こちらの動画を参考にしてください。
エンブレムの剥がし方
ステッカーの剥がし方(バイクのステッカーを綺麗に剥がす小道具)
手順③:耐水ペーパーで前の塗装を軽く落とす
320番の耐水ペーパーで、ツヤがなくなるまで水研ぎしていきます。
塗装が乗りやすいように表面を凹凸にするための作業で、この作業をしないと塗装が剥がれやすくなってしまいます。
手順④:脱脂
タンクについている油分を落とします。
脱脂の方法にも種類はありますが、家庭で行う場合は台所洗剤でも十分です。
手順⑤:下塗り
プラサフで下塗りをします。
プラサフとは、下地と塗料の接着剤のような役割を果たす「プライマー」とタンク表面の凹凸を滑らかにする「サーフェサー」が一緒になったもののことです。
これを何度かに分けて吹き付けるのですが、初回は軽く吹いて塗料が浮いてしまう箇所を確認します。浮いてしまう箇所があれば再度脱脂して、問題なければ重ね塗りをして全体的にムラがないように塗装します。
ワンポイントアドバイス
スプレー缶は人肌ぐらいの温度まで温めておくとキレイに噴射することができるので、お湯を張ったバケツの中で温めておくと使いやすくなります。
手順⑥:再び耐水ペーパーで磨く
800番の耐水ペーパーで再び磨いていきます。
手順⑦:再度脱脂を行う
タンクの表面も脱脂しましたが、プラサフに付いた油分によって塗装が乗らないようにするため、再び脱脂を行います。
手順⑧:塗装していく
塗装していきます。
キレイに塗るコツとしては、
- 複数回に分けて重ね塗りする
- 一定の方向に塗る
- 噴射直後は塗らない
ことが大切です。
複数回に分けて重ね塗りする
1回で塗ろうとするとムラができてしまうので、4~5回に分けて塗るようにしましょう。
仮に1度で厚く塗って塗料が垂れてしまうと再び耐水ペーパーで磨かなければなりません。
一定の方向に塗る
スプレーは、一定の方向に塗るようにしましょう。
均一に塗るためには手を止めないようにして、吹きつけながら折り返すのではなくタンクの外で折り返すようにしましょう。(そこだけ塗料が厚くなってしまうため)
噴射直後は塗らない
噴射直後は塗料が多く固まりになりやすいので、タンクにかからないようにしましょう。
手順⑨:タンクを乾燥
タンクを乾燥させます。
手順⑩:耐水ペーパーでタンクを磨いて脱脂する
1000番の耐水ペーパーで水研ぎしたあと、脱脂します。
手順⑪:クリア塗装する
クリア塗装をします。
こちらも色の塗装と同じで、複数回に分けて一定方向に塗るとキレイに仕上がります。
手順⑫:耐水ペーパーやコンパウンドで仕上げ
クリアが乾燥したら、耐水ペーパー1500番、2000番で水研ぎします。
最後に、コンパウンドで磨いてキレイになれば完成です。
参考動画3つ
バイクタンクを自家塗装
タンクパット貼り付け前パーツクリーナーで脱脂
プラサフ塗装の仕方 ZⅡタンク編