トヨタ・アクア、3年後のリセールバリューは48~51%?買取相場は中クラス

      2016/09/28

トヨタ・アクアのリセールバリュー・買取相場は?

アクア画像引用: www.goo-net.com

 

アクアとは?

トヨタ自動車が2011年より製造・販売している量産型ハイブリッドコンパクトカーです。トヨタがハイブリッドカーの開発17年で培った技術や知恵を集結させていて、「2020年のコンパクトカー」というコンセプトの元に生まれました。

より多くの人にハイブリッドカーを提供できるように、との思いで開発されたモデルです。

 

アクアの特徴

ボディの形状は「トライアングル・シルエット」と称される独特な形をしていて、プリウスからの流れを汲んだ形となっています。

「ガソリン車世界一の低燃費と高い走行性能」「スタイリッシュで広い室内」「使いやすく楽しい」「求めやすい価格」といった、4つの特徴を持っています。

因みに世界一を誇る燃費ですが、JC08モードで33.8km/L~37.0km/Lという驚異的な性能を誇っています。

 

 

アクア、リセールバリュー・買取相場の目安

下降線 

では、リセールバリューの検証について述べていきたいと思います。

それには基準となる条件が必要なので、以下の通りとします。

 

基準とするアクアのモデル

車種:トヨタ・アクア

年式:2013年

グレード:S

走行距離:40000km程度

ボディカラー:シルバー

修復歴:なし

新車時本体価格:170.4万円

まず、リセールバリューを知るためにはその車の相場を知る必要があります。そのため、「下取りシミュレーション」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した相場価格」の3方向から考えていきたいと思います。

 

トヨタ・アクアの3年後の「下取り相場」「実際の査定価格」「中古車価格から算出した買取相場」

 

トヨタ・アクア

(2013年式・3年落ち)

下取り価格

実際の査定価格

中古車価格から算出した買取相場

3年落ちの査定相場

87万円

(*1)

82.5万円

(*2)

87.5万円

(*3)

 

(*1)下取り価格

大まかな下取り価格をメーカーのホームページよりシミュレーションしました。

走行距離、ボディカラー、修復歴などは省かれているため、あくまでも参考値となりますが、結果は87万円の下取り価格という結果でした。

※口コミなどでは、実際の買取り価格はこのシミュレーションした「下取り価格」を下回っていることの方が大半だと言われています。

 

(*2)実際の査定価格

実際の買取り実績を調べたところ、上記の基準と一致する個体のもので82.5万円となっていました。因みにこの価格は一括見積もりを利用した時のMAXの査定価格となっています。

※買取った時のデータが古ければ当然買取り価格は高くなってしまいます。しかし、この価格は数日ほど前に実際に買い取られたばかりの、新しいデータとなっています。

 

(*3)中古車価格から算出した買取相場

それでは、実際に現在販売されている中古車価格から理論的に算出していきたいと思います。

中古車の場合は新車と違って完璧に同一条件ということはあり得ないので、極力上記の基準となる条件に近いと思われる個体を選出しました。

これらの販売価格の平均は125万円となりました。

そして、一般的には中古車価格の70%が買取り価格と言われているので、125×0.7=87.5万円となります。

※因みに残り30%は業者の利益、オークション出品にあたって必要な経費、陸送費用、人件費などの必要経費となっています。

つまり、理論上では大体87.5万円前後の価格で買い取られているということになります。

 

 

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トヨタ・アクアのリセールバリューは48%~51%

 ポイント

 

トヨタ・アクア

(2013年式・3年落ち)

下取り価格を基準にした場合

実際の査定価格を基準にした場合

中古車価格を基準にした場合

リセールバリュー

51%

48%

51%

計算式

87万円÷170.4万円

82.5÷170.4万円

87.5÷170.4万円

※小数点は四捨五入

つまり、アクアの3年後のリセールバリューは48%~51%という結果になりました。

 

 

アクアのリセールバリュー・買取相場が良い5つの理由

 お得

 

1.(プラス要因)プリウスと並んで国内新車販売台数が上位の常連

アクアは、2011年のデビュー以来常に新車販売数が上位になるほど人気のロングセラーモデルです。特に最近の国産車は輸入車のようにモデルチェンジのスパンが伸びてきているとは言え、ここまで人気が維持出来ているというのもすごいことだと言えます。

 

2.(プラス要因)購入層が幅広い

プリウスと比べるとアクアは5ナンバーサイズのため、非常にコンパクトになっています。そのため、女性や高齢者でも扱いやすく、街中においても狭い路地や駐車場でも取り回しやすいので購入層が幅広く存在しています。

 

3.(プラス要因)プリウスよりも新鮮味がある

アクアの人気の理由としては、これまで長らく続いているハイブリッド=プリウスを覆しつつある存在感があることです。

そして、プリウスの登場が1997年と古いのですが、アクアの登場は2011年と比較的最近なため新鮮なのも人気の理由なのではないでしょうか。

 

4.(マイナス要因)最盛期に比べると下火

数年前のハイブリッドカーブームからは少し落ち着いてきている印象があります。一度乗ったから次は違う車へ…と考える人も多いようです。

 

5.(マイナス要因)新車で買う方がメリットは多い

アクアだけではなく、ハイブリッドカー全般に言えることですが、新車で購入した時の方が税金面においても受けられる恩恵が多く、中古車での購入よりもむしろ新車で購入する人の方が多いため、やや需要よりも供給の方が多いと思われます。

 

6.(マイナス要因)モデル末期

アクアは2011年に登場して以来、まだ一度もモデルチェンジされていません。次のフルモデルチェンジが1年後の2017年と言われているため、現行モデルはモデル末期となります。

当然中古車市場にはタマ数が豊富にありますし、新車購入時には値引きやオプションの付属なども期待できるため、当然リセールバリューは悪くなってしまいます。

 

 

アクア、リセールバリュー・買取相場のまとめ

下取り価格が48%~51%ということは、比較的リセールは良いもののトップクラスに良いとはならないようです。

しかし、リセールよりも寧ろアクア本来の魅力である燃費の良さや税金面での優遇、環境への配慮などを考えれば、ここまでのリセールバリューがあるだけでも十分だと言えるのではないでしょうか。

画像出典:http://www.photo-ac.com/



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