リセールバリューが高いオススメ250ccバイク13選!コストパフォーマンスを求めるならこれ

   

若者を中心に人気がある250ccバイク。400ccクラス以上のバイクと比べて燃費や経済性に優れ、車体価格も安いというメリットもあります。

賃金が上がらないといわれる昨今、維持費はもちろん買い替え時の負担もできるだけ減らしたいですよね。ところが、「どの車種を買えばリセールバリューが高いのかわからない」というのが実情ではないでしょうか。

そこで今回は、リセールバリューが高い250ccバイクやその要因を、カテゴリ別にご紹介していきます。

 

250ccバイクのリセールバリュー平均は32%、高いものは60%超!

250ccバイクのリセールバリュー平均は32%です。

どのぐらいの数字かというと、125ccクラスと比べて「同じぐらい」、400ccや401cc以上と比べて「低い」といえます。排気量が大きくなるほど趣味性が高く、リセールバリューは相対的に高くなります。

しかし、高い車種になると60%を超えるので、リセールバリューを重視するならバイク選びは肝心です。

 

リセールバリューが高い車種は少ない

250cc全体でリセールバリューが高いといえる車種は決して多くありません。売却時にほとんど値が付かないという事態を避けるためには、これらを知っておいた方が有利なのは間違いありません。

 

 

【250ccおすすめ】ネイキッド

はじめに、ネイキッドでおすすめのバイクをみていきます。

ネイキッド①:スズキ・GIXXER(リセールバリュー51%)

画像出典:スズキ公式サイト

日本向けのGIXXER(ジクサー)は、2017年から発売されました。

2014年からインド・スズキで生産される車種で、アジアや中南米向けに発売されています。海外ではフルカウルモデルも展開されていますが、日本ではネイキッドモデルのみが導入されています。

ジクサー専用に新開発されたSEPエンジン、リアディスクブレーキやラジアルタイヤを装備しています。目を惹くのはコックピットで、スマートフォンをイメージしたフル液晶インストゥルメントが搭載されています。

リセールバリューが高い要因

日本での発売から間もなく、中古車在庫が少ないことが挙げられます。しかし、現段階での中古車在庫は増加傾向にあるので、近いうちにリセールバリューが下がってくることは考えられます。

 

ネイキッド②:カワサキ・Z250SL(リセールバリュー52%)

画像出典:カワサキ公式サイト

タイ・カワサキが生産するZ250SLは、2014年に登場しました。

Ninja250SLのネイキッドバージョンで、日本仕様は2016年から発売されています。SLという名は「スーパー・ライト」を意味していて、ABSなしのZ250よりも20kg軽量です。高いスポーツ性能に加え、スタイリッシュな外観や軽快なハンドリングなどを特徴としています。

リセールバリューが高い要因

人気の高いNinja250シリーズのネイキッドモデルであることや、中古車在庫が少ないこと、発売から間もなく状態の良い個体が揃っていることなど、リセールバリューが高くなる条件がいくつも揃っています。

 

ネイキッド③:ヤマハ・MT-25(リセールバリュー53%)

画像出典:ヤマハ公式サイト

MT-25の日本仕様は、2015年から発売されています。

ヤマハ・インドネシアから発売されているモデルで、MT-03と共に開発されました。ロードスポーツモデルのYZF-R25とプラットフォームを共有、249cc水冷4ストロークDOHC2気筒エンジンを搭載しています。開発コンセプトは「大都会のチーター」で、シャープなフォルムや力強いトルクが特徴です。

リセールバリューが高い要因

MTシリーズ全般に高い人気があることが、リセールバリューの高い大きな要因です。中古車在庫自体はやや多めですが、それでも十分な需要があるのではないでしょうか。

 

 

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【250ccおすすめ】スクーター/ビジネス

次は、スクーター/ビジネスでおすすめのバイクをご紹介します。

スクーター/ビジネス①:ヤマハ・トリシティ155(リセールバリュー45%)

画像出典:ヤマハ公式サイト

トリシティ155は、2016年に登場しました。

欧州で先行発売されていましたが、日本では2017年より発売されています。「リーニング・マルチ・ホイール」と呼ばれる傾斜可能な前輪二輪と後輪一輪の構造で、可変バルブ機構付き「BLUE CORE」エンジン、新設計フレーム、LED灯火類、広い収納スペースなどが特徴です。

リセールバリューが高い要因

競合する車種のないトリシティ155は、需要が集中するのでリセールバリューは高くなっています。中古車在庫が少ないうえ、欧州など海外での人気が高いことも関係しているものと考えられます。

 

スクーター/ビジネス②:ヤマハ・NMAX155(リセールバリュー45%)

画像出典:ヤマハ公式サイト

NMAX155は、2017年に登場しました。

NMAXから排気量をプラス30cc、155ccとすることで原付2種から軽二輪へとクラスが変わり、高速道路の走行を可能にしています。新開発「BLUE CORE」エンジンをスポーツスクータータイプのフレームに搭載、前後輪にはABS付きのディスクブレーキを標準装備しています。

リセールバリューが高い要因

登場から1年ほどで中古車在庫が少なく、グローバルモデルなので海外からの需要もあることが大きな要因であると考えられます。

 

スクーター/ビジネス③:スズキ・バーグマン200(リセールバリュー50%)

画像出典:スズキ公式サイト

日本向けのバーグマン200は、2014年から発売されています。

以前はスカイウェイブとして発売されていたモデルで、海外向けにはバーグマンという名前が付けられていました。ビッグスクーター並みのゆったりとしたライディングポジションでありながら、取り回しやすいコンパクトな車体であることが特徴です。

リセールバリューが高い要因

需要の高さやグローバルモデルであることなどがリセールバリューの高い要因と考えられます。需要についてはライバルであるPCX150やマジェスティSと比べて、動力性能に優れていることによるところが大きいのではないでしょうか。

 

 

【250ccおすすめ】スーパースポーツ

スーパースポーツでおすすめのバイクです。

スーパースポーツ①:カワサキ・Ninja150RR(リセールバリュー55%)

画像出典:カワサキ・インドネシア公式サイト

Ninja150RRは、2014年に登場しました。

カワサキ・インドネシアが製造するモデルで、主に東南アジア市場向けに販売されています。日本では販売が終了している2ストロークエンジンを搭載していることが大きな特徴で、カウルレスの「NinjaSS」もラインナップしていました。

リセールバリューが高い要因

日本では珍しい2ストロークエンジンであることや、日本へ輸入された数が少ないことが大きな要因です。「最後の2st」ともいわれているので、今後海外での生産が終了することになれば、さらに希少価値が上がる可能性はあります。

 

スーパースポーツ②:【MC51型】ホンダ・CBR250RR(リセールバリュー58%)

画像出典:ホンダ公式サイト

2017年に登場したMC51型のCBR250RRの日本仕様。

タイなど東南アジア諸国向けは、ホンダ・インドネシアが2016年から製造・販売しています。日本仕様は熊本製作所が製造、249cc水冷4ストロークDOHC2気筒エンジンを搭載しています。250ccクラスでは初となるスロットルバイ・ワイヤシステムや灯火類のLED化など、現代のスーパースポーツとして復活を遂げました。

リセールバリューが高い要因

250ccクラスでは少ない日本での生産、人気スーパースポーツの復活などによる人気の高さが大きな要因といえます。珍しいカラーやモデルについては、さらにリセールバリューが高くなっています。

 

 

【250ccおすすめ】アメリカン/クルーザー

次は、アメリカン/クルーザーでおすすめのバイクです。

アメリカン/クルーザー①:ホンダ・レブル250(リセールバリュー103%)

画像出典:ホンダ公式サイト

レブル250は、2017年に復活しました。

1980年代に10年ほど発売されていたモデルで、日本では約20年ぶりに蘇りました。CBR250R用の249cc水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを、レブル向けにチューニングされたものを搭載。タイ・ホンダが生産していて、ABSを装備したモデルもラインナップしています。

リセールバリューが高い要因

需要の集中や新モデルであることが大きな要因です。250ccアメリカン/クルーザーは、現行モデルではドラッグスター250とレブル250しかなく、リセールバリューが高くなっているのでしょう。

 

 

【250ccおすすめ】ツアラー

ツアラーでおすすめのバイクをご紹介します。

ツアラー①:カワサキ・VERSYS-X 250(リセールバリュー60%)

画像出典:カワサキ公式サイト

VERSYS-X(ヴェルシス-エックス)の日本向け仕様は、2017年から発売しています。

Ninja250と同型のエンジンを搭載したマルチパーパス(多目的)モデルです。オリジナルのダイヤモンドフレームにアドベンチャータイプの外装を施したスタイルで、従来のツーリングモデルに未舗装路での走破性が加わっています。ただし、著しく路面状況の悪い場所での走行は想定外のため、注意が必要です。

リセールバリューが高い要因

ダート走行にも対応したツーリングモデルは数が少なく、需要が集中していることが考えられます。また、新モデルということもリセールバリューが高い要因となっているでしょう。

 

 

【250ccおすすめ】オフロード/モタード/ストリート

最後に、オフロード/モタード/ストリートでおすすめのバイクをご紹介していきます。

オフ/モタード/ストリート①:ヤマハ・WR250R(リセールバリュー51%)

画像出典:ヤマハ公式サイト

WR250Rは、2007年に登場しました。

「オフロードにおけるYZF-R1」「WR250Fの市販車を作る」というモデルコンセプトで誕生、デザインはヤマハではお馴染みのGKダイナミクスが手掛けています。普通のオフロード車とは違って、高回転型ショートストロークユニットの水冷4ストローク単気筒エンジンが搭載されました。

リセールバリューが高い要因

国産250ccオフロードバイクが激減する中で誕生したモデルでしたが、2017年に生産終了をむかえたことから希少性が一気に上がったものと思われます。

 

オフ/モタード/ストリート②:ホンダ・CRF250 RALLY(リセールバリュー57%)

画像出典:ホンダ公式サイト

CRF250 LARRYは、2017年に発売されました。

2013年以降のダカール・ラリー参戦に合わせたワークスマシンCRF450Rallyをイメージして作製されています。250cc水冷4ストロークDOHC単気筒エンジン、ロングストロークの前後サスペンション、左右非対称の二眼LEDヘッドライトなどを採用したアドベンチャーモデルです。

リセールバリューが高い要因

アドベンチャーモデルの世界的な人気や、中古車在庫の少なさ、誕生したばかりのモデルであることが大きな要因です。

 

オフ/モタード/ストリート③:ヤマハ・WR250X(リセールバリュー59%)

画像出典:ヤマハ公式サイト

WR250Xは、2007年に登場しました。

WR250Rの兄弟車にあたり、オンロードタイヤを装着したモタード仕様(WR250Rはオフロード用タイヤを装着したトレール仕様)です。WR250という名前が付けられているものの、レーサーの「WR250F」とは違うエンジンやフレームで、公道モデルとして全くの新設計となっています。

リセールバリューが高い要因

WR250R同様、2017年の生産終了により希少性が高まったものと考えられます。

 

 

最後に

リセールバリューが高い250ccバイクやその要因を、カテゴリ別にご紹介していきました。

250ccクラスは、新モデルや年式の新しいモデルなどを中心に高く買取ってもらうことができます。また、元々需要が高かったモデルが生産中止になっても、希少価値の上昇によってリセールバリューが高くなる傾向にあります。

リセールバリューの高い250ccモデルを購入するのであれば、新モデルや生産中止モデルの購入がおすすめです。


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