【2018年6月最新】新型クロスカブ、アウトドアテイスト増量!スペック・価格・試乗レビュー

      2018/05/26

 

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東京モーターショーで市販予定車として発表された2代目クロスカブ110。

海外向けに販売されていたハンターカブ(CT110)の後続モデルで、初代モデルは2012年に発売されていました。2017年8月31日、平成28年排出ガス規制をクリアすることが難しく生産中止となっていましたが、今回の発表で2代目モデルへとモデルチェンジして復活することがわかりました。

そんな待望の復活を遂げたクロスカブのスペック・価格・発売日は気になるところ。今回は、新型クロスカブの基本情報だけではなく、さまざまな情報も合わせてご紹介していきます。

 

今回のモデルチェンジでクロスカブ50が追加

画像出典:ホンダ公式サイト

今回の2018年モデルへのモデルチェンジでは、クロスカブ50が追加されました。

ホンダのラインナップでは、ギヤを変えて走らせることのできる50ccクラスのバイクはスーパーカブのみとなっていたことから、クロスカブ50が発売されることになりました。スーパーカブ50がベースとなっていて、初心者や不慣れな方でも乗りやすく、110と比べると敷居の低いモデルといえます。

また、採用されたクラシカルホワイトは女性にも受け入れやすい雰囲気で、主に街乗りをイメージしているようです。

 

ハンターカブを知らない若い世代を中心に開発

クロスカブは、往年のハンターカブを思わせるようなデザインが特徴です。

しかし、実は開発陣の多くはハンターカブをリアルタイムで知らない世代で、新鮮なスタイリングが実現できたのは先入観のない彼らだからこそかもしれません。また、その開発者たち自身も、クロスカブを具現化していく過程を楽しめたと口を揃えます。

 

ディテールは開発陣の遊び心が詰め込まれている

クロスカブのディテールは、開発陣の遊び心がふんだんに取り入れられています。

クロスカブといえば、レジャーやツーリングといったアウトドアなイメージから遊び心を重視しています。そんなクロスカブのコンセプトに応えるかのように、さまざまな部分に遊び心が反映されています。

例えば、メーターの文字盤は迷彩柄のデザインが採用されているほか、ヘッドライトガードは上に荷物が載せられるような特徴的な形をしています。オプションのリアバッグには、底に「H」のマークが入っています。こうした遊び心が、ライダーの気持ちを盛り上げることは間違いないでしょう。

 

デザイナーや設計者も欲しくなるほどの傑作

クロスカブは、若い開発者たちが力を合わせた結晶というべきモデルです。

デザイナーがデザインを仕上げれば、ほかの開発者たちがそのデザインを「コストがかかるから」と否定するのではなく、コストを範囲内におさえる努力をしたと言います。

そういった背景もあって、前モデルよりも大幅にアクティブなイメージをもつ外観へと変化を遂げたのです。仕上がった新型クロスカブは、開発に携わった多くの方が「欲しい」と口にするほど、高い完成度を誇っています。

 

 

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これからよろしくね! #新型クロスカブ #白色 #honda

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新型クロスカブは、オールマイティなシーンで活躍できるバイクです。発表と同時に話題となり、SNS上でも多くの方が投稿されていることから、今回のモデルチェンジはかなり評判が良いことがわかります。

 

 

新型クロスカブの目玉となる特徴

2代目モデルへとモデルチェンジした新型クロスカブの、目玉となる特徴を見ていきましょう。

 

特徴①:初代モデルから外観が大きく変化している

初代モデルは、オーストラリアの郵政カブをベースにデザインされていました。

しかし、今回の2代目モデルでは若いデザイナーの方が手掛けた、ハンターカブを思わせるようなレッグシールドレス&アップマフラースタイルのデザインが採用されました。カブらしい丸型が採用されたLEDヘッドライト、スチール製フロントフェンダー、マフラーガードなど、タフな印象をより強めています。

街でも自然にも溶け込めるようなオシャレなクロスオーバースタイルに仕上げられました。

初代モデル

画像出典:Wikipedia

 

2代目モデル

 

特徴②:メンテナンスのしやすさにも配慮

ボディ両サイドに、取り外しできるサイドカバーを装備しています。

右サイドカバーの内側にあるボディにはECUなどの電装系部品が配置されていて、左サイドカバー内側はメンテナンスノートが収納できるようになっています。

またエンジンには、交換が容易なカートリッジ式のオイルフィルターが採用されているほか、スクリーンフィルターをドレインボルト側と配置変更することでクランクケースカバーの脱着を不要としています。

新型クロスカブは、メンテナンス性も大幅に向上しています。

 

特徴③:細かい部分まで専用設計になっている

新型クロスカブは、細かい部分までが専用設計です。

オフロードを走りやすくするために、カブのシンボルでもあるレッグシールドが外されているほか、ハンドルの高さが下げられています。また、長時間乗っていても疲れないような工夫も見られます。シートのウレタン材質が見直されていて、前モデルより厚みが10mm増えています。

マフラーカバーにはスリットが入っていて、ハンターカブイメージが残されていることがわかります。そのほか、クロスカブ110にはタンデムステップが装着されていて、2人乗りにも対応しています。

このように、新型クロスカブの随所には開発者たちの強いこだわりが感じられます。

 

特徴④:オプションやカスタムパーツが豊富

新型クロスカブには、多くのオプションやカスタムパーツがラインナップされています。

さまざまなタイプのマフラー、ハンドルガード、センターキャリアキット、ヘッドライトガード、アンダーフレームキット、スモークテールレンズキット、リアフェンダーガード、リアショックアブソーバーなどがあります。

さらには50ccモデル用にFIコントローラー付属のボアアップキットがあり、軽快な走りはそのままにトルクフルなエンジン特性を得ることができます。

デザイナーや研究員の意見が反映された専用リアバッグ

生地やバックルの形状にまでこだわったとされるのが専用リアバッグです。

スーパーカブにも取り付け可能なクロスカブ専用のデザインで、従来のハードタイプのトップケースではなく持ち運びできるバッグスタイルが採用されています。取り付けが容易で、買い物のときにはそのまま取り外して持っておくことができます。

カブを保有する開発陣の意見を反映させ、大容量で使いやすいバッグが生まれたのです。

 

特徴⑤:生産拠点を中国・天津工場から日本・熊本製作所へと移管

前モデルまでは、生産拠点を中国の現地法人との合併会社「新大洲本田摩托有限公司」の中国天津市から近い開発区にある天津工場が生産拠点でした。しかし、2018年型の2代目モデルからは日本の熊本製作所へと移管することになりました。

2012年からコスト削減のために生産を中国に移していましたが、為替が円安に推移していることやブランドイメージの向上を図るために、国内回帰を決断したことを受けています。

中国の天津工場

日本の熊本製作所

 

 

クロスカブ110とクロスカブ50の違い

クロスカブ110とクロスカブ50の専用装備をご紹介します。

 

クロスカブ110の専用装備

・タンデムステップにより2人乗りが可能

・可倒式ステップによりオフロードイメージを演出

・座面の広い厚手のシートを採用

・ドライブチェーンをサイズアップ、寿命と耐久性がアップ

・水、泥はね防止のリアマッドガードの装着

・マットブラック塗装が施されたホイールリムとハブ、17インチセミブロックタイヤ

 

クロスカブ50の専用装備

・軽快感のあるメッキリム

・小径14インチタイヤ

・足つき性を重視した形状のシートを採用

 

 

インプレ試乗動画

【新型クロスカブ110】足つき&取り回しインプレ編!(2018フルモデルチェンジ)

こちらは、モータージャーナリストの小林ゆき氏によるクロスカブ110の足つき&取り回しのインプレッション動画です。同氏の身長を目安にシート高や車重を照らし合わせているので、大変わかりやすいです。

 

[TMS2017] CROSS CUB 110(ブース展示風景)

 

(4K)HONDA CC50 2018 ホンダ新型クロスカブ50 - 大阪モーターサイクルショー2018

最初の動画はホンダの公式チャンネルからアップされていて、東京モーターショー2017出品時のクロスカブ110が撮影されています。2本目の動画は、大阪モーターサイクルショー2018に出品されたクロスカブ50が撮影されています。

 

 

 

発売日

・クロスカブ50/110:2018年2月23日

 

 

スペック

通称名

クロスカブ50

クロスカブ110

車名・型式

2BH-AA06

2BJ-JA45

全長×全幅×全高(mm)

1,840×720×1,050

1,935×795×1,090

最低地上高(mm)

131

157

シート高(mm)

740

784

エンジン種類

空冷4ストロークOHC単気筒

総排気量(㎤)

49

109

最高出力(kW[ps]/rpm)

2.7[3.7]/7,500

5.9[8.0]/7,500

最大トルク(N・m[kgf・m]rpm)

3.8[0.39]/5,500

8.5[0.87]/5,500

フレーム形式

バックボーン

車両重量(kg)

100

106

燃料タンク容量

4.3

燃料消費量(km/L)

定置燃料

94.0(30)

※1名乗車時

61.0(60)

※2名乗車時

燃料消費量(km/L)

WMTCモード比(クラス)

69.4(クラス1)

1名乗車時

66.7(クラス1)

※1名乗車時

 

 

価格

 

税込み価格

税抜き価格

クロスカブ50

291,600円

270,000円

クロスカブ110

334,800円

310,000円

 

 

最後に

今回は、新型クロスカブの基本情報だけではなく、さまざまな情報も合わせてご紹介しました。

クロスカブ110はこれまでのクロスカブユーザーやオートバイユーザーの買い替えや買い増し需要を見込んでいて、クロスカブ50は徐々に増えつつある女性ユーザーや若者ユーザーをターゲットにしています。

特に50ccは都市部でオシャレに乗りこなす女性が増えてきていて、ホンダとしても行動範囲を広げたい人におすすめしたいモデルとしています。

クロスカブは、女性にも乗りやすくオシャレなモデルなので、ぜひ一度試乗してみてください。

画像出典:ホンダ公式サイト


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