Q.バイクの塗装、なぜ依頼できるお店が少なく高い?3つの理由
2018/11/04
今回の記事では、なぜ塗装を依頼できるお店が少ないうえに塗装代金が高額なのかという理由を紹介いたします。
この記事の目次
バイクの塗装は依頼できるお店が少なく高価な3つの理由
バイクの塗装は、依頼できるお店が少なく、できたとしても自動車と比べて高価です。
主な理由は、下記のとおりです。
- 理由①:バイクは分解、取り付け、取り外しが生じる
- 理由②:バイクは違う色に塗装するケースが多く大変
- 理由③:塗装する材質が多彩
詳しくは、下記でみていきましょう。
理由①:バイクは分解・取り付け・取り外しが必要
バイクは、塗装するときに分解、取り付け、取り外しをする必要があります。
自動車の場合は脱着が発生することもありますが、極力バンパーやドアといった部品を外さないようにして塗装していきます。
バイクの場合は形状が複雑で、取り外さないと塗装をすることができません。
これらの工賃が含まれるため、自動車の塗装よりも高額になってしまう傾向にあります。
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理由②:バイクは違う色に塗装するケースが多く大変
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自動車と違って、バイクの塗装は違う色に塗装するケースが大半です。
自動車は元の色で塗装あるいは板金することが一般的で、擦ったりキズがついたりした部分だけを塗装して、影響のない部分まで塗装する必要はありません。
バイクの場合は元の色とは違った色に塗装することがほとんどで、見えない部分も塗装しなければなりません。また、取り付けの時に塗装を傷つけてしまえばやり直しになってしまうというリスクもあるのです。
やり直しになると、多くの作業時間を要することになってしまい費用が膨らんでしまいます。
理由③:塗装する材質が多彩
バイクは塗装する材質が多彩なことも、お店が少なく高価な理由のひとつです。
自動車の場合は基本的に鉄やアルミだけ。
しかし、バイクの場合は
- 鉄・アルミ以外にも
- ABS樹脂や
- PP(ポリプロピレン)樹脂
など多くの素材が使われています。
同じ色に塗装しようとしても、素材によって仕上がりが全く違うため、下地を塗ってから塗装をする必要があります。
自動車と比べて2倍の手間が必要になってしまい、やはり高額になってしまいます。
【動画】ホワイトベースの二宮さんの解説
業界裏話?なぜバイクの塗装は高価で、店が少ないのか説明します
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時間があれば初心者も自分でできます。
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