リセールバリューが高いオススメ125ccバイク10選!これを買えば間違いなし
街乗りや通勤などで最高のパフォーマンスを発揮する125ccバイク。
近年ではスタイリッシュな車種も増えていることから、いま最も注目されています。しかし、「原付ですら高い」といわれる時代ですから、売却時のことも考えておきたいところではないでしょうか。どうせならロスを少なくして、次のバイクへと乗り継ぎたいですよね。
そこで今回は、リセールバリューの高い125ccバイクやその要因を、カテゴリ別にご紹介していきます。
この記事の目次
125ccバイクのリセールバリュー平均は35%(最低は10%台、最高は60%)
ところが、125ccバイクのリセールバリューは平均35%と高くありません。
年式や走行距離といった条件で異なりますが、30万円でバイクを買っても10万円程度でしか売れないという計算になります。中には、10%台というリセールバリューがとても低い車種も存在します。
反面、リセールバリューが最高のものになると60%にまで達するので、車種選びがいかに大切かということを分かってもらえると思います。
リセールバリューが高い車種は少ないのでバイク選びは重要
リセールバリューが高い車種、といっても実はそんなに多くはありません。125ccの場合、趣味性よりも実用性を重視する人も多いと思いますが、リセールバリューが低ければ「実用的」とはいえないのではないでしょうか。
【125ccおすすめ】バイクスクーター/ビジネス
125ccクラスでは最もベーシックなスタイルのスクーター/ビジネスタイプのバイク。リセールバリューの良い車種を見ていきたいと思います。
スクーター/ビジネス①:ホンダ・リード125(リセールバリュー46%)
画像出典:ホンダ公式サイト
リード125は、2013年に登場しました。
1982年に1年間だけ発売されたリード125と同じ名前が与えられていて、ベトナム・ホンダが製造販売しています。125cc水冷単気筒のグローバルエンジン「eSP」を搭載、AGCスターター・アイドリングストップシステムを装備しているほか、灯火類はLEDを採用しています。
リセールバリューが高い要因
リード125のリセールバリューの高さは、中古車市場における人気の高さが最も大きな要因と考えられます。主に中年~熟年層から高い支持を得ていて、デザインの良さからは想像できない実用性や経済性があります。
スクーター/ビジネス②:ヤマハ・アクシスZ(リセールバリュー46%)
画像出典:ヤマハ公式サイト
アクシスZは、2017年に登場しました。
2009年から発売されていた「アクシス トリート」の後継モデルで、台湾・ヤマハが製造した車両を日本で正規輸入販売しています。アクシス トリートのエンジンをベースに全面刷新した「BLUE CORE」エンジンを搭載、環境性能を配慮しながらも動力性能や燃費性能を向上させています。
リセールバリューが高い要因
発売から間もないモデルで、中古車在庫が少ないことが大きな要因です。モデルチェンジや再び後継モデルが発売されれば、一気にリセールバリューが低くなってしまうかもしれません。
スクーター/ビジネス③:ヤマハ・BW‘S125(リセールバリュー47%)
画像出典:ヤマハ公式サイト
BW’S(ビーウィズ)は、2008年に台湾で発売されました。
2015年のフルモデルチェンジを経て、2016年には日本仕様が正規輸入販売されることになりました。エンジン、駆動系、タイヤなどを除く基本構成は同時期に発売していたシグナスX-SRと共通ですが、SUVテイストな外観により差別化を図っています。
リセールバリューが高い要因
「SUVテイストなスクーター」という唯一無二の存在による需要の高さが、リセールバリューを高くしている大きな要因と考えられます。ただし、2008~2016年の台湾からの逆輸入車は、状態によってはほとんど値がつかないケースもあります。
スクーター/ビジネス④:ヤマハ・NMAX(リセールバリュー48%)
画像出典:ヤマハ公式サイト
NMAX125は、2016年に登場しました。
大型スポーツスクーター「TMAX」、ミドルクラススクーター「XMAX」に次ぐ、ヤマハのグローバルスクーター「MAXシリーズ」の原付二種モデルとして開発されました。新開発の「BLUE CORE」エンジンを初採用、NMAXのものは高回転域の対応として「VVA」装備の4バルブ水冷仕様となっています。
スクーターとは思えない斬新なスタイリング、ゆとりのある居住性や使い勝手の良さが大きな特徴です。
リセールバリューが高い要因
発売から間もないモデルであること、世界で発売されているグローバルモデルであること2つの要因が挙げられます。これからの中古バイクとしての需要によって、リセールバリューは大きく変動することになるでしょう。
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【125ccおすすめ】オフロード/モタード/ストリート
次は、根強いファンの多いオフロード/モタード/ストリートタイプのバイクです。
オフ/モタード/ストリート①:カワサキ・KLX125
画像出典:バイク比較.com
KLX125は、2009年に登場しました。
タイ・カワサキで生産されているモデルですが、アメリカ市場で発売されているミニモトクロッサー「KLX140L」がベースになっています。KLX140Lのボアダウンされたエンジンを搭載していますが、FIによって出力調整が行われています。コンパクトで軽量な車体なので、林道などでの扱いやすさに長けています。
リセールバリューが高い要因
125ccのオフロードバイク自体が珍しく、入門モデルとしても重宝されています。中古車在庫が少ない割に一定の需要はあるので、リセールバリューが高くなっています。
【125ccおすすめ】ミニバイク
ミニバイクでおすすめの車種をご紹介していきます。
ミニバイク①:ホンダ・CB125(リセールバリュー45%)
画像出典:ホンダ公式サイト
CB125は、1964~1972年まで発売されました。
ベンリィスーパースポーツCB92から引き継ぐ125ccモデルで、当初の正式名称は「ベンリィCB125」でした。1977年からはベンリィCB125T、1982年からはCB125Tとして販売されました。パイプ製の大型キャリアやホイールベースの延長など、商用車としての条件に配慮された設計でした。
リセールバリューが高い要因
中古車在庫がほとんどなく希少性があるため、リセールバリューが高くなっています。需要次第ですが、これからはもっと希少になっていくため、さらに高く取引されることになるでしょう。
ミニバイク②:ホンダ・グロム(リセールバリュー46%)
画像出典:Wikipedia
日本国外ではMSX125として販売されているグロムは、2013年に登場しました。
タイ・ホンダで製造されるモデルで、現地の人気が日本にも伝わり大ヒットとなりました。スーパーカブシリーズと同様の横型125cc空冷4ストロークSOHCエンジンを、小型のバックボーン型フレームに搭載しています。コンパクトな車体ながら、液晶デジタルタイプの計器類、LEDを採用した灯火類など、大型スポーツモデルのような本格的装備を備えていることが大きな特徴です。
リセールバリューが高い要因
人気があり、中古バイクとしての需要も高いことが大きな要因です。しかし、発売から5年が経過していることから、相場が少しずつ下がっていくような兆候が見られます。
ミニバイク③:ホンダ・クロスカブ110(リセールバリュー47%)
画像出典:ホンダ公式サイト
クロスカブは、2012年に登場しました。
「ハンターカブ」と呼ばれた海外向けモデルのCT110の後継モデルという位置づけで、オーストラリア向け郵政モデルのNBC110をベースに開発されました。スーパーカブとはフレームは共用していますが、ポップなカラーリングや独立タイプの丸型ヘッドライト、スチール製フェンダー、大型アップハンドルなどによって差別化が図られています。
リセールバリューが高い要因
リセールバリューが高い要因としては、やはりその需要の多さにあるといえます。圧倒的な耐久性や燃費性能に定評のあるスーパーカブをさらにオシャレにしたバリエーションモデルということもあり、スーパーカブ以上の人気を得ているのではないでしょうか。
ミニバイク④:カワサキ・Z125PRO(リセールバリュー51%)
画像出典:カワサキ公式サイト
Z125PROは、2016年に登場しました。
タイ・カワサキによって生産されるZ125のバリエーションモデルで、自動遠心クラッチ仕様がZ125(販売はタイのみ)、ハンドマニュアルクラッチ仕様がZ125PROとなっています。サイズこそコンパクトですが、デザインはZシリーズならではの迫力があります。装備も本格的で、他社ライバル車を凌駕する仕様となっています。
リセールバリューが高い要因
Zシリーズの圧倒的な人気、中古車在庫の少なさなどが主な要因と考えられます。しかし、在庫の少なさは年式が新しいことも関係しているので、これからリセールバリューが下がっていく可能性はあります。
ミニバイク⑤:ホンダ・ナビ110(リセールバリュー60%)
画像出典:インド・ホンダ公式サイト
NAVI(ナビ)110は、2016年から発売されています。
インド・ホンダで生産されているモデルで、10万円を切る車体価格は日本でも話題になりました。成長著しいインドの二輪市場をターゲットにしていて、日本では正規販売されていません。主なターゲット層は若者で、スマートフォンのアプリでカラーやグラフィックなどを注文することが可能で、自分好みにされた状態のナビ110を手に入れることができます。
リセールバリューが高い要因
新しいモデルでありながらリーズナブルな価格設定により、高い人気をほこっていることが大きな要因と考えられます。しかも東南アジア向けで、日本のおける流通台数が少ないことも関係しているのではないでしょうか。
最後に
今回は、リセールバリューの高い125ccバイクやその要因を、カテゴリ別にご紹介してきました。
125ccクラス全体の傾向として、年式の新しいバイクや新モデルなどは高く買取ってもらうことはできます。しかし、希少価値によって旧モデルの価格が上がるケースはほとんどないといっても過言ではありません。
今は人気のあるモデルであっても、買い換えのタイミングでリセールバリューが下がってくることが考えられるので、売却のタイミングには注意が必要です。