【保存版】Q.バイク輸送『ドアtoドア』と『デポ』、どっちが安い?
バイク輸送において、ドアtoドアとデポ配送のどちらが良いのか迷う方は多いのではないでしょうか。
今回は、どちらが安いのかを、距離や排気量で一目で料金がわかるように比較します。
この記事の目次
ドアtoドアとデポ配送はどちらが安いのか?
デポ配送とドアtoドアですが、
- 安いといわれているのは「デポ配送」
- ただし、「ドアtoドア」でも低料金で利用できる業者はある
それぞれの特徴を簡単に説明していきます。
安いといわれているのは「デポ配送」
相対的に輸送料金が安いとされているのは、デポ配送です。
理由は、ドアtoドアと違って個々に宅配する手間が省けるうえ、定期便によって一度に大量に輸送することができるからです。現に、デポ配送とドアtoドアどちらにも対応している業者の料金を見ても、デポ配送の方が安く設定されています。
バイクを引取りに行く手間を惜しまないのであれば、デポ配送の方が安くなることが多いといえます。
「ドアtoドア」でも低価格で利用できる業者はある
一方で、ドアtoドアであっても低価格で提供している業者もあります。
デポ配送同様一度に大量のバイクを輸送したり、人件費をおさえたりして、ドアtoドアとは思えないほどの低価格を実現しているのです。こういった業者には、「ジェットリンク」や「アイライン」などがあります。
利用する条件によっては、ドアtoドアが安くなることも珍しくありません。
【比較方法】4つの大手業者
デポ配送とドアtoドアではどちらの方が安く利用できるのか、それぞれ代表的な業者の料金を比較したいと思います。
・デポ配送:BAS、モトオーク陸送
・ドアtoドア:ジェットリンク、アイライン
これらの業者を以下のようなシチュエーションで利用して比較します。
・排気量:50cc、250cc、400cc、750cc、1,000cc~
・輸送区間:同一県内、東京~名古屋、東京~大阪
デポ配送の特性上、デポのある場所は各社異なるため、発着場所は統一できません。また、BASはデポと提携店では料金が違うので、あくまでも参考料金として見ていただければと思います。
それでは、下記から詳しく比較していきます。
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【比較①】50ccで東京・大阪間の場合
以下のように、デポ配送よりも、ドアtoドアであるジェットリンクとアイラインのほうが料金が安くなっています。業者間の輸送料金だけ比較すると、必ずしもデポtoデポが安いとは言えないことがわかります。
配送業者 | 輸送料金 |
(デポ配送)BAS | 20,520円 |
(デポ配送)モトオーク陸送 | 17,370円 |
ジェットリンク(ドアtoドア) | 14,000円 |
アイライン(ドアtoドア) | 16,000円 |
【比較②】1000cc以上で東京・名古屋間
「ドアtoドアのジェットリンク」が最安で、続いて「デポ配送のBAS」になります。おそらくBASのほうが安心感やスケジュールの調整しやすさなどがありますが、ここでもまたドアtoドアのほうが安く、料金は輸送業者次第ということがわかります。
配送業者 | 輸送料金 |
(デポ配送)BAS | 21,600円 |
(デポ配送)モトオーク陸送 | 23,940円 |
ジェットリンク(ドアtoドア) | 17,000円 |
アイライン(ドアtoドア) | 38,000円 |
詳細:デポ配送(BAS、モトオーク陸送)の料金
BASとモトオーク陸送の輸送料金は以下のとおりです。
この4社(BAS、モトオーク、ジェットリンク、アイライン)は全てデポ配送とドアtoドアどちらも選ぶことができます。なお、車種によっては記載された額より高額になることもあります。
BASの利用料金(デポ配送)
輸送区間 |
50cc |
250cc |
400cc |
750cc |
1000cc~ |
同一県内 |
18,900円 |
18,900円 |
18,900円 |
18,900円 |
18,900円 |
東京・名古屋 |
19,440円 |
20,520円 |
20,520円 |
20,520円 |
21,600円~ |
東京・大阪 |
20,520円 |
21,600円 |
21,600円 |
21,600円 |
23,760円~ |
モトオーク陸送の利用料金(デポ配送)
輸送区間 |
50cc |
250cc |
400cc |
750cc |
1000cc~ |
同一県内 |
11,900円 |
10,900円 |
10,900円 |
10,900円 |
9,900円 |
東京・名古屋 |
13,890円 |
21,340円 |
21,340円 |
21,340円 |
23,940円 |
東京・大阪 |
17,370円 |
24,070円 |
24,070円 |
24,070円 |
26,550円 |
詳細:ドアtoドア(ジェットリンク/アイライン)
ジェットリンクとアイラインの輸送料金です。
ジェットリンクの利用料金(ドアtoドア)
輸送区間 |
50cc |
250cc |
400cc |
750cc |
1000cc~ |
同一県内 |
9,000円 |
10,000円 |
10,000円 |
13,000円 |
13,000円~ |
東京・名古屋 |
15,000円 |
17,000円 |
17,000円 |
17,000円 |
17,000円~ |
東京・大阪 |
14,000円 |
17,000円 |
17,000円 |
17,000円 |
17,000円~ |
アイラインの利用料金(ドアtoドア)
輸送区間 |
50cc |
250cc |
400cc |
750cc |
1000cc~ |
同一県内 |
11,000円 |
13,000円 |
13,000円 |
27,000円 |
27,000円~ |
東京・名古屋 |
16,000円 |
20,000円 |
20,000円 |
38,000円 |
38,000円~ |
東京・大阪 |
16,000円 |
20,000円 |
20,000円 |
38,000円 |
38,000円~ |
【最終結論】ドアtoドアでも業者によってはデポ配送以上に安い
ドアtoドアであっても利用する業者や条件によっては、デポ配送より安くなることがわかりました。
特にジェットリンクは「共同輸送方式」により、デポ配送以上に安い価格を実現しています。ただし、この特殊な輸送方法により、融通が利かなかったり制約があったりするので、利用の際には知っておく必要があります。
デポ配送の利用が難しい方であっても、こういった業者を選べばドアtoドアを格安で利用できます。