【2018年6月最新】古き良き70年代スタイル!ハーレー・アイアン1200のスペック・金額・発売日
ハーレーダビッドソンは、2018年の新モデルとしてアイアン1200を世界で同時発表しました。
あのハーレーのニューモデルということもあり、注目している人は多いのではないでしょうか。中でもスポーツスターファミリーは乗りやすさやお手頃な価格帯なので、発売時期や価格はおさえたいですよね。
そこで今回は、新たにハーレーラインナップに加わったアイアン1200に関する情報をお伝えしていきます。同時に、注目の装備や仕様などにもスポットを当てたいと思います。
この記事の目次
アイアン1200、インスタ5選
「スポーツスター」の新たなバリエーションモデル
画像出典:ハーレーダビッドソンジャパン公式サイト
アイアン1200は、スポーツスターの新たなバリエーションモデルとして加わります。
スポーツスターは、ハーレーラインナップの中でも60年以上の歴史をもち、今もなお熱狂的なファンに支持されています。現在スポーツスターには883モデルが2台、1200モデル3台の5モデルがラインナップしていて、アイアン1200と同時に発表されたフォーティエイトスペシャルを加えると、全7モデルの大所帯となります。
スポーツスターの現ラインナップ
スポーツスターの現ラインナップです。
XL883N(アイアン883)
XL883L(スーパーロー)
XL1200X(フォーティーエイト)
XL1200C(1200カスタム)
XL1200CX(ロードスター)
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国内の大型二輪では屈指の人気をほこるスポーツスター1200
スポーツスターの1200シリーズは年間1,600台以上という販売台数をほこり、401cc以上の大型二輪では2016年度で1位、2017年度で2位という好調なセールスを記録しています。ハーレーの中で最も人気のあるシリーズは言うまでもありませんが、日本国内でも最高の人気をもっていることがわかります。
スポーツスターが日本で支持される理由
スポーツスターが日本で支持される大きな理由は、その乗りやすさです。
アメリカでスポーツスターといえば女性向けやセカンドバイクというイメージが強いようですが、その小さなサイズが日本人の体格にあっていて扱いやすいといえます。加えて、アメリカの道路は広くまっすぐですが、日本の道路は狭く曲がりくねっているため、取り回しやすく走行性能の高いスポーツスターが適しているのです。
アイアン1200、SNSでの反応は?
コレいいな〜♪急激に欲しくなっちゃった
まーじかアイアン1200が入荷したとLINEが さいこーにかっこいいな
購入してきましたアイアン1200 すでに納車が楽しみすぎる
今回のアイアン1200を受けて、早速納車待ちの状態といううらやましい声もありました。ハーレーの中でも人気モデルだけに注目度は高いといえそうです。
アイアン1200の注目ポイント
アイアン1200の注目ポイントを、いくつかピックアップしてご紹介していきます。
注目ポイント①:1200ccエヴォリューションエンジンを搭載
アイアン1200の注目ポイントは、「エヴォリューション1200V-Twinエンジン」です。
空冷45度Vツイン、OHV2バルブという伝統的なスタイルを守ったエンジンです。この新エンジンが搭載されたことで、883エヴォリューションエンジンと比べて36%トルクがアップしています。停止状態からの豪快な加速や、中速域での力強くアグレッシブな走りを実現します。
伝統的でありながらも圧倒的なパワーをもつエンジンが、アイアン1200に搭載されています。
注目ポイント②:アイアンの特徴を踏襲している
次に、アイアンのアイデンティティであるローダウン&ブラックアウトというスタイルを踏襲しています。
ロッカーボックス、マフラーシールド、タイマーカバー、プライマリーカバー、ダービーカバーといったパワートレイン周辺をはじめ、スピードメーター、ミニエイプハンドルバーなどもブラックに仕上げられています。同じくブラックアウトされたエンジンの中でもプッシュロッドカバーだけはクロームで彩られるなど、アクセントをつける工夫もみられます。
また、低いシート高と低重心設計により、足つき性や安定感のあるライディングを実現しています。
アイアン1200はローダウン&ブラックアウトスタイルを継承、都会的な印象を与えます。
注目ポイント③:‘70年代を思わせるタンクアート
アイアン1200の中で、タンクのデザインです。
スポーツスターを象徴するピーナッツタンクには‘70年代風のグラフィックが施されていて、バイクのレトロなルーツが表れています。AMF時代のショベルスポーツに採用されたレインボーグラフィックがモチーフになっているグラフィックデザインで、ほとんど違いがわからないほど酷似しています。伝統を重んじるハーレーならではのアプローチといえるでしょう。このレインボーグラフィックは、中高年世代には懐かしく若い世代には斬新に感じられるのではないでしょうか。
ハーレーのルーツを感じるようなタンクデザインは、大きなインパクトを与えます。
注目ポイント④:カフェレーサースタイルの装備
アイアン1200には、カフェレーサースタイルの装備も追加されています。
ヘッドライトにセットされた「スピードスクリーン」と呼ばれるビキニカウル、後端が盛り上げられていて包み込まれるような座り心地のシングルシートなどです。
カフェレーサースタイルであれば低い位置にハンドルバーがセッティングされる場合が多いですが、チョッパータイプの大きなアップハンドルが組み合わせられます。スポーティ路線でありながらもライディングは手軽で軽快という点に、ハーレーらしさを感じることができます。
象徴的なカフェレーサースタイルにハーレーらしさを加えたモデル、それがアイアン1200です。
注目ポイント⑤:豪快な走りを受け止める足回り
エンジンやスタイリングに目を奪われがちなアイアン1200ですが、足回りにも注目しておきたいところです。
インナーチューブ径39mm成立式フロントフォークには、アイアン883でも採用されたラバーブーツがセットされていて、インナーチューブを保護します。
フロントブレーキは対向4ピストンキャリパーと300mmのフローティングディスクローターが組み合わされていて、EURO4に対応させるためのABSも標準装備されています。
前後サスペンションの恩恵により走行安定性やトラクション性に優れ、ブレーキがしっかりしているので安心してアクセルを開けることができます。
注目ポイント⑥: 3色のカラーラインナップ
アイアン1200のカラーラインナップは、「ビビットブラック」「ツイステッドチェリー」「ビリヤードホワイト」の3色です。‘70年代を彷彿とさせるレインボーグラフィックをベースに、オールドスクールなチョッパースタイルを構築しています。
アイアン1200の動画
ハーレーダビッドソン スポーツスター アイアン1200 & FORTY-EIGHT SPECIAL|MSTV 2018東京モーターサイクルショー厳選マシン⑧
こちらの動画は、東京モーターサイクルショー2018です。モータージャーナリストの丸山浩氏、ハーレーダビッドソンジャパンの広報の方を交えてアイアン1200とフォーティーエイトが紹介されています。いつもとは違ったカテゴリのバイクを紹介する丸山氏の姿が新鮮ですね。
XL1200NS IRON Arrived | ハーレーダビッドソン倉敷
こちらは、ハーレーダビッドソン倉敷にアイアン1200が到着したときの様子が撮影されています。運搬時や箱を開封するときの緊張感やワクワク感が画面越しに伝わってきます。
発売日
・4月13日より注文受付を開始
スペック
通称名 |
XL1200NS(アイアン1200) |
車名・型式 |
- |
全長×全幅×全高(mm) |
2,220mm×-×- |
最低地上高(mm) |
140 |
シート高(mm) |
735 |
エンジン種類 |
空冷式Evolution |
総排気量(㎤) |
1,202 |
最高出力(kW/rpm) |
- |
最大トルク(N・m/rpm) |
96/3,500 |
フレーム形式 |
- |
車両重量(kg) |
256 |
燃料タンク容量 |
12.5 |
燃料消費量(km/L) 定置燃料 |
- |
燃料消費量(km/L) WMTCモード比(クラス) |
- |
価格
・消費税込み本体価格:1,366,200円~
最後に
今回は、新たにハーレーラインナップに加わったアイアン1200に関する情報をお伝えしてきました。
まだ不明確な部分の多いアイアン1200ですが、現時点で明らかになっている点は全て公開しています。2018年6月現在は注文受付の段階ですが、納車されることになれば色んな部分がわかってくるのではないでしょうか。
アメリカ製の二輪であるハーレーは足つき性や取り回しが日本人には合わないと思われがちですが、アイアン1200であれば女性であっても足がつくので、気になる方はレンタルや試乗で実車を確認してみてください。