【2018年最新】電動キックボード・キックスクーター、おすすめ6選比較
2018/10/08
海外では、広く普及しはじめている電動キックボード。
日本では基準が厳しく、公道だけではなく歩道の走行も禁止されているため、一部を除いてはあまり普及していません。しかし、中には「キックボードに乗ってみたい!」という方もおられるのではないでしょうか。公園や広い敷地内を走行することは可能ですし、レジャーで使うのも面白そうですよね。
そこで今回は、電動キックボードのおすすめと、それらのスペックの比較などをお伝えしていきます。
この記事の目次
【スペック比較】電動キックボードおすすめ5選
モデル名 |
最高速度 |
公道走行 |
値段(税込) |
①Airwheel Z5 |
20km/h |
可 |
110,200円 |
②ボードバイク |
30km/h |
可 |
91,800円 |
③ゼウス |
20km/h |
不可 |
49,800円(完売) |
④エンジン付きスクーター |
40km/h |
不可 |
27,480円 |
⑤SCROOSER |
50km/h |
可 ※要保安設備 |
5,999ドル |
⑥キントーンV |
15km/h |
不可 |
98,000円 |
電動キックボード①:【Airwheel Z5】公道走行可能な未来型コンパクト電動キックボード
画像出典:Airwheel公式サイト
Airwheel Z5は公道走行可能な電動キックボードです。
ナンバープレートを設置するプレートホルダーをはじめ、バックミラーやヘッドランプ、ブレーキランプなどを装備しています。日本の公道を走行するための公安基準を満たした電動キックボードで、扱いは原動付自転車となります。
ナンバーの取得、自賠責保険の加入、原付免許携帯、ヘルメットの装着など、公道を走行する条件さえ整っていれば、いつでも車道を走行することができます。
Airwheel Z5の特徴①:大容量LG製リチウムイオン電池を搭載
Airwheel Z5には、162.8Whのリチウムイオン電池が搭載されています。
家庭用100Vコンセントに充電アダプターを差し込んで、2~3時間も経てばフル充電が可能です。
最高速度は時速20kmで、15度の傾斜でも問題なく登ることができます。
また、大容量バッテリーにはスマートフォンを充電できるUSBポートも設置されています。
Airwheel Z5の特徴②:折りたたみできる
Airwheel Z5は、折り畳みが可能です。
多重折りたたみシステムを実装しているため、簡単に折りたたむことができます。その時間は、わずか15秒というから驚きです。折りたたんだときのサイズは長さ850×幅200×奥行400mmまでコンパクトになります。
しかも、本体はわずか13kgと軽く、女性でもギリギリですが持ち運びができます。
専用のケースが付属しているので、車のトランクに積むことや部屋の中での収納にも対応しています。
Airwheel Z5の特徴③:スマホと連動するアプリ
Airwheel Z5は、スマホと連動しています。
英語にしか対応していませんがAndroidまたはApp Storeから無料アプリをダウンロード、スマホにインストールすることができます。スピード、バッテリー残高、位置関係といったデータをリアルタイムで確認することができるほか、盗難されたときにロック、追跡することも可能です。
Airwheel Z5の動画
近未来型スマートスクーター★ Airwheel Z5 折りたたみも可能!
使用範囲が限られてしまう電動キックボードですが、Airwheelであれば公道も走行できるので、使用範囲が無限に広がります。
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電動キックボード②:【ZEUS】圧倒的インパクト!800Wのハイパワー仕様
画像出典:匠ワールド
まずご紹介したいのが、ハイパワー電動キックボードのゼウス(公道走行不可)です。こちらは残念ながら現在では品切れにより購入できないようですが、特徴だけでもご紹介しておきます。
ZEUSの動画
電動キックボードとは思えないパワーや身のこなしが素晴らしいです。
ZEUSの特徴①:800W出力のハイパワーモーターを装備
ゼウス最大の特徴は、そのパワーにあります。
800Wのハイパワーで、カタログ値による最高速度は約15~20km/h、走行可能距離は15~20kmです。
充電は家庭用コンセントから専用のACアダプターで行うことが可能で、充電時間は約6~10時間となっています。
ZEUSの特徴②:「玩具」の枠では収まらないデザイン
ゼウスは、バイクがコンパクトになったかのような高いデザイン性が特徴です。
安価なキックボードは機能性や価格が重視しているため、お世辞にもかっこいいデザインとはいえません。しかし、ゼウスはどの角度から見てもスタイリッシュです。そのデザイン性はもはや、「玩具」の域にとどまりません。
ZEUSの特徴③:ディテールまでこだわりが感じられる
画像出典:匠ワールド
さまざまな箇所にこだわりが感じられるゼウスですが、それはディテールにまで及びます。
一般的なキックボードには備わっていないような機能もあり、それもゼウスの大きな魅力です。特筆すべき点はバッテリーゲージで、イグニッションキーを回すとバッテリーの残量をLEDで知らせてくれます。
また、レバーひとつでコンパクトに折りたためるうえ、スタンドで車体を支えることも可能です。
細かい部分にまで配慮された設計も、ゼウスの大きな特徴です。
ZEUSの特徴④:まるでバイクのような本格的な装備
画像出典:匠ワールド
ゼウスは、まるでバイクのような本格的な仕様です。
これにより、電動キックボードとは思えない快適性、走行性、乗り心地を生み出しています。
前後にはサスペンションやチューブのラジアルタイヤ、フロントタイヤにはディスクブレーキ、ボリュームのあるクッションのサドルなどが採用されています。ハイパワーな走りを支えるしっかりとした装備も、ゼウスの特徴のひとつです。
ZEUSの特徴⑤:アフターフォローも充実
ゼウスで受けられるアフターサービスは、以下のとおりです。
・操作、組み立てに関する質問に対応・アフターパーツを購入可能・修理センターを完備
特にモーターやバッテリーといった消耗品については心配がつきものですが、これらのパーツを販売元の匠ワールドで購入することができます。「売りっぱなし」ではない点も、ゼウスの特徴といえるでしょう。
電動キックボード③:【エンジン付きスクーター】49cc・2ストエンジンの本格仕様
画像出典:D-CUTE
次にご紹介したいのが、D-CUTEから発売されているエンジン付きスクーターです。こちらも、あくまで「玩具」のため公道は走行できませんが、特徴をご紹介していきます。
エンジン付きスクーターの動画
限りなくバイクに近いキックボードのエンジンサウンドが確認できます。
エンジン付きスクーターの特徴①:混合ガソリンで走行する
このエンジン付きスクーターは、ガソリンで走行することが大きな特徴です。
ホンダ・スーパーカブの前身モデルである往年の「Fカブ」のキックボード版といったところで、ガソリンタンクが側面に装着されています。
使用できる燃料は混合ガソリンで、草刈り機やチェーンソーなどに使われることで知られています。混合の割合は、ガソリン25:専用オイル1です。混合は自分で行う必要があるため、面倒な方には向いていないかもしれません。
エンジン付きスクーターの特徴②:最高速度は40km/h
エンジン付きスクーターは、40km/hもの速度を出すことができます。
2ストロークエンジンとはいえ49ccもの排気量をもっていながら、ボディは軽量で22kgしかありません。そのため、キックボードとは思えないような軽快な走りを楽しむことができます。広い敷地内などを走行するには向いているといえるでしょう。
エンジン付きスクーターの特徴③:折りたたむことが可能
エンジン付きスクーターは、折りたたむこともできます。
エンジンが取りついている車両で折りたたみというのは珍しいですが、ハンドルバーを倒すことでコンパクトに収納することができます。持ち運びが多い方や、停めておく場所がないという方にも、エンジン付きスクーターが向いているといえるでしょう。
電動キックボード④:【ボードバイク】道走行可能なハイパワーキックボード
画像出典:SPIRIT ONE
ボードバイクの動画
ボードバイクは、日本初の電動折りたたみ式ボードバイクとして誕生しました。
ボードバイクの特徴①:バギーやトライク専門店がプロデュース
ボードバイクは、スピリットワンというバギー・トライク専門店がつくった電動キックボードです。
専門店なので、アフターサービスの面では安心することができます。電動キックボードの不満としてよく聞かれる消耗品や部品の欠品(または単体で売ってくれない)ですが、スピリットワンでは小さな部品であっても1個から供給してもらうことができます。購入後も安心して乗りたい方には、ボードバイクがおすすめです。
ボードバイクの特徴②:最高1000Wの強力なモーターを搭載
ボードバイクには、最高1000Wの強力なモーターが搭載されています。
このモーターにより最高速度30km/hを実現しているほか、1kmあたり2円という燃費(電費)性能をもっています。また、モーター仕様により音が静かなので、騒音を気にせずに乗ることが出来ます。パワーのある電動キックボードに乗りたい方も、ボードバイクをおすすめします。
ボードバイクの特徴③:公道での走行が可能
ボードバイク最大の魅力は、公道で走行できるということです。
原動付自転車または普通自動車免許があれば、ボードバイクを公道で走行させることも可能です。しかも、普通免許はAT限定でも運転することができます。
原付バイク扱いになるので、車検や車庫証明は不要です。デジタルメーターが付いているので、走行中の情報を得ることもできます。
公道で走れる電動キックボードがほしい方には、ボードバイクが向いています。
ボードバイクの特徴④:オプションも豊富
ボードバイクには、オプションも多数ラインナップされています。
他車の電動キックボードの場合、基本的には付属品以外のものは購入できません。しかし、ボードバイクには専用カゴ、専用のセキュリティ、リチウムバッテリーシステムなど、豊富なオプションがあります。オプションを増やして便利にしたい方にも、ボードバイクをおすすめします。
電動キックボード⑤:【SCROOSER】ワイドなタイヤが目を惹くドイツ発の未来形キックボード
画像出典:SCROOSER公式サイト
次は、ドイツ生まれの電動キックボード・SCROOSER(スクルーザー)の特徴をご紹介します。
スクルーザーの動画
スクルーザーの公式動画ですが、生活に溶け込んでいる感じが魅力的です。
スクルーザーの特徴①:ワイドなタイヤにより安定感は抜群
スクルーザーの外観で最も目が奪われる部分は、そのワイドなタイヤです。
一般的な電動スクーターはタイヤが細く、スクルーザーほどのスピードがあるとふらつきが生じることでしょう。スクルーザーには幅255mmのワイドなタイヤが装着されているので、走行時は安定感があります。普通のキックボードはタイヤが細いから怖いという方には、スクルーザーをおすすめします。
スクルーザーの特徴②:地面を蹴ることで始動する仕組み
スクルーザーは、地面を蹴ることで始動します。
普通の電動キックボードはアクセルを回すことで始動しますが、スクルーザーは時速3km以上で前進させることで始動します。すると、地面を蹴る4倍のパワーをもってキックボードを走行してくれます。本体には大きなシートも付いているので、地面を蹴ったあとは座って走行することもできます。
スクルーザーの特徴③:バイク並の装備により最大積載量は200kg
スクルーザーは、バイク並の装備で最大積載量はなんと200kgもあります。
その理由は、厚さ2mm、直径38mmのフルアルミ合金フレームを採用しているところが大きく、前後にはサスペンションを装備しているので、快適な乗り心地を実現しています。また、7インチのヘッドライトやホーンもついているので、もはやバイクと変わりがありません。バイクのような電動キックボードが欲しい方は、スクルーザーがおすすめです。
スクルーザーの特徴④:カラーバリエーションが豊富
スクルーザーには、8種類の豊富なボディカラーが用意されています。
イエロー、オレンジ、ホワイト、チェッカーフラッグ、ブルー、レッド、ブラック、ホワイト&ブラックがあります。さまざまなラインナップから好きな色を選びたい人には、嬉しいカラーバリエーションです。
スクルーザーの特徴⑤:手続きを行えば公道走行も可能
スクルーザーは、手続きを行えば公道を走ることが可能です。
そのためには、ナンバーの取得、自賠責保険への加入、通関手続き、保安部品の取り付けなどが必要になります。なお、スクルーザーはモーターの出力により原付二種(二人乗り可能)に区分されます。モーターを変更することで50cc以下、90cc以上で登録することも可能です。キックボードで公道を走行したい方にも、スクルーザーをおすすめします。
電動キックボード⑥:【KintoneV】電動キックボードの最終形!?
画像出典:Kintone
最後にご紹介したいのは、日本メーカーのKintone社から販売されているキントーンVです。一世を風靡した「セグウェイ」の取っ手をなくして小さくしたような形なので、「ミニセグウェイ」とも呼ばれています。こちらも、特徴をご紹介していきます。
kintone バランススクーター(ミニセグウェイ)の動画
取っ手がないにも関わらず、軽やかな動きができていることに驚いてしまいます。
キントーンV特徴①:有名販売店で購入することが可能
キントーン社製品は、有名販売店でも購入できます。
従来の電動キックボードはネットで購入することがほとんどですが、キントーン社製品はヨドバシカメラ、ドン・キホーテといった有名店でも購入できます。キントーン社製品は、実物を見て購入できるので買って後悔するリスクは低いといえます。
キントーンVの特徴②:走行性能が高く耐久性もある
ハイエンドモデルのキントーンVには、高い走行性能や耐久性があります。
オンロードだけではなくオフロードにも対応していて、幅広い場所で遊ぶことを可能にしました。また、強い衝撃にも耐える材質やフォルムを採用したことで、ハードに使用することもできます。フル充電は2~3時間で、路面状況が良ければ最大15kmの走行を実現します。
色んな遊び方をしたいという人には、キントーンVがおすすめです。
最後に
今回は、電動キックボードのおすすめやスペックの比較などをお伝えしてきました。
どのモデルも魅力的で、中にはバイクとの違いがわからないほど本格的なものまでありました。ここでご紹介した以外にも魅力のある商品はたくさんあるので、ぜひ他の電動キックボードも見てみてください。
電動キックボードは速度の出るモデルもありますので、くれぐれも人の迷惑にならないように注意して使用しましょう。