フィリピンにおけるバイク事情【2018年最新】

   

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フィリピンのバイク統計データ(保有台数など)

面積 299,404㎢
人口(2016年統計) 103,300,000人
バイク保有台数(2016年統計)
JAMA日本自動車工業会調べ
5,329,770人
バイク普及率 5%
年間新車販売台数(2017年統計)
NNA ASIA調べ
1,319,084台
二輪年間生産台数(2014年統計)
MARK LINES調べ
754,124台

 

フィリピンの面積や人口

フィリピンの面積は世界70位、人口は世界12位です。日本とあまり大きな差はなく、一回りほど小さな国土面積および人口規模であるといえます。

 

フィリピンのバイク保有台数

日本の1,121万台と比べると約半分ですが、今後大きなマーケットになることが期待されています。

 

フィリピンの二輪車年間新車販売・生産台数

販売台数は132万台で、日本の35.7万台と比べて4倍ほどの規模をもっています。

生産台数は、日本の59.7万台と比較すると、1.2倍ほど多いことがわかります。

 

フィリピンを代表するバイクメーカー

フィリピンを代表するバイクメーカーには、

ホンダ・フィリピン、ヤマハ・モーター・フィリピン、カワサキ・フィリピン、スズキ・フィリピン、キムコ

などがあります。

 

フィリピンの人気車はこれ!

ランク

メーカー名

車種名

販売台数

1

ホンダ

KRMシリーズ

157,245台

2

ホンダ

TMX125α

135,072台

3

カワサキ

CT100S

89,419台

4

ヤマハ

ミオ・i125

88,996台

5

ヤマハ

ミオ・スポーティー115

79,845台

6

スズキ

スマッシュ115

71,783台

7

カワサキ

バラコ175

55,709台

8

ホンダ

ウェーブ110α

40,058台

9

ヤマハ

ミオ・ソウルi 125

31,347台

10

スズキ

レイダーR150

30,785台

11

ヤマハ

スナイパーMXi150

29,370台

※2016年統計:NNA ASIAより

 

画像出典:ホンダ・フィリピン公式サイト

 

アジアで海外バイクツーリング in フィリピンでスクーターに乗ってツーリング Yamaha Mio 125cc GoPro 4K

スクーターに乗ってフィリピンをツーリングする動画です。画質がとても鮮明なので、リアルなフィリピンの景色を楽しむことができます。

 

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フィリピンのバイクや道路の特徴

フィリピンのバイクや道路の事情について、ご紹介していきたいと思います。

フィリピンの特徴①:二輪車販売台数が年々伸びている

フィリピンでは、二輪車販売台数が増加しています。

販売台数が増加している要因としては、ほかのアジア諸国同様に所得水準の増加や、経済成長が著しいこと、新モデルが投入されていることなどが挙げられます。

最も大きな理由は、バスやジープニー(フィリピンの乗り合いバス)の運賃が値上りを続けていることです。運賃としてお金が消えていくよりも、無理をしてバイクを買った方が交通費をおさえられると考えられてきているようです。

画像出典:Wikipedia

こういった理由により、2015年の85万台から2016年には114万台、2017年に131万台と、年々大きく販売台数を伸ばしているのです。

 

フィリピンの特徴②:ホンダはフィリピンで苦戦

ホンダのシェアは、フィリピンでは伸び悩んでいます。

東南アジアでは圧倒的シェアをほこっていて、そのシェアは7~8割と圧倒的です。しかし、フィリピンでは40.9%と苦戦を強いられています。ホンダが苦戦する要因は、若者の取り込みで競合するヤマハに後れを取ったからといわれています。

そのヤマハは31.0%で、他社を圧倒するホンダに迫るシェアをほこっています。続くカワサキ、スズキも健闘していて、それぞれ15.0%、12.2%となっています。

ホンダは大型バイクの投入により、巻き返しを図っていく方針のようです。

 

フィリピンの特徴③:スクーター(AT車)の販売が好調

フィリピンでは、スクーターの人気が高まっています。

販売台数上位3車種の前年比は、ホンダ・XMRシリーズが44%増、ホンダ・TMX125αが30%増、カワサキCT100Sが43%増であるのに対して、ヤマハは快進撃を見せます。

4位にランクインする主力モデルのミオ・i125は180%増、9位のミオ・ソウルi125は197%増、11位のスナイパーMXi150は447%増という大躍進でした。

画像出典:ヤマハ・フィリピン公式サイト

デザイン性の高いAT車が若者を取り込むことに成功、大きく販売台数を伸ばしています。

 

フィリピンの特徴④:ホンダは商用、ヤマハは自家用として人気

フィリピンでは、トライシクルとして使用されることが多く、ヤマハは自家用として使用されることが多いといいます。

画像出典:Wikipedia

トライシクルとはフィリピンの交通手段のひとつで、バイクに片輪のサイドカーが付いていることが特徴です。ホンダは、トライシクル向けの安価なスーパーカブなどを中心に販売を強化していたため、実用的なバイクのイメージが根付いてしまっているようです。

新型モデルの投入や新店舗による今後の市場の変化には、注目が集まります。

 

フィリピンの特徴⑤:フィリピンは利息が高い!

フィリピンでは、ローンを組んだときの利息が高いといわれています。

しかし、バイクを購入するときはローンで購入することが一般的で、普通のサラリーマンでも給料の半分ほどをローンに充てます。フィリピンでは、日本よりもローンを組むための審査の基準は低いですが、問題は金利です。

年利は20%が基本で、36ヶ月ローンを組むと返済総額が元の価格の2倍になるといわれています。つまり、50.000ペソ(約10万4,000円)のバイクを3年ローンで購入すると、100.000ペソ(約20万8,000円)を支払わなければなりません

日本よりバイク価格は安いですが、その分金利が高くなっています。

 

世界のバイク事情

国名 人口 バイク普及率 バイク所有台数
(百万台)
バイク販売台数
(百万台)
中国(電動+ガソリン) 13.9億 20% 282.4 48.0
インド 13.1億 12% 155.0 20.2
アメリカ 3.3億 3% 8.7 0.5
インドネシア 2.6億 29% 76.4 5.6
ブラジル 2.1億 6% 13.1 1.4
パキスタン 2.1億 5% 10.8 1.6
ナイジェリア 1.9億 - - 1.4
ロシア 1.5億 1% 2.0 0.1
メキシコ 1.3億 2% 3.0 0.7
日本 1.3億 9% 11.2 0.4
フィリピン 1億 5% 5.3 1.3
ドイツ 0.8億 7% 6.1 0.1
タイ 0.7億 30% 20.5 1.8
フランス 0.6億 5% 3.0 0.3
イタリア 0.6億 14% 8.5 0.2
スペイン 0.5億 11% 5.0 0.2
台湾 0.2億 58% 13.7 0.9

 

中国のガソリンバイク・電動バイク内訳

中国(ガソリン) 13.9億 6% 82.4 8.0
中国(電動) 13.9億 14% 200.0 40.0

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